なぜメガビタミンで失敗するのか | 重傷者専用治療院 椎間に遊びを作り自然治癒力を高める

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【なぜメガビタミンで失敗するか 高タンパク冤罪】

メガビタミン・糖質制限・高タンパク食で失敗する原因のほとんどは、

過去の低タンパク食のため消化酵素不足から、
高タンパク食・サプリで体調不良→
自分の過去の低タンパクが原因と考えず→
高タンパクは体に悪いと考える

人はなかなか自分の責任とは考えないものです。
メガビタミン入門3のように代謝総小学校の説明をしても

やはり、タンパク質に罪をなすりつけます。
卵がコレステロール値で長い間冤罪だったように、
プロテイン、肉、サプリが冤罪になります。
当然の帰結として、低タンパクになります。ますます消化酵素が作られなります。
バランス食、糖質選択、ベジタリアン、の方が楽です。
さらに消化酵素が不足すると、1日1食、小食、間欠的ファスティング、ファスティング(断食)、
の方が楽になり、そちらに移行します。
消化酵素を多く出す必要がないわけですから、体調が良くなります。
(この体調の良さはあくまで短期間ですが。)

メガビタミンで失敗しないために
原因は過去の低タンパク食にあり
体調不良になったら、他人(高タンパク、サプリ)の責任にせず
代謝小学校一年から順を踏んでやり直してください。

① 高タンパク食やプロテインで胃痛、胃もたれ
→長い間のタンパク質不足で消化酵素不足→
代謝総小学校1年からやり直し

② 高タンパク食やプロテインで下痢
→長い間のタンパク質不足で腸の糖化、栄養を吸収できない→
代謝総小学校1年からやり直し

③ 高タンパク食やプロテインで血糖値上昇
→健康な人の場合、タンパク質を食べても血糖値の変動はほとんど起きません。
インスリンとグルカゴンのバランスが保たれているから。
インスリン、グルカゴン生成にもタンパク質が必要→
代謝総小学校1年からやり直し。CとEも補う。

④ 「高タンパクで腸の炎症」とある医師が述べられていますが
→タンパク質とビタミンCで腸は作られます。
腸粘膜のターンオーバーは2日です。
もっともタンパク質が必要な臓器と言えます。
この医師の説がリーキーガットダイエットを意味し
カゼインフリー、グルテンフリーを意味するなら、
(仮にリーキーガットがあるとして)一番の原因は薬剤(ピル・抗生物質、そのほかほとんどの薬)と
糖質(とくに果糖)です。
結果としてカゼイン・グルテンで体調悪化ですので、
カゼインフリー、グルテンフリー、よりもドラッグフリー、グレインフリー、シュガーフリーが根本解決です。

また炎症を改善するのに、タンパク質がいります。
炎症時に医師が処方する消炎酵素剤は、消化酵素です。つまりタンパク質です。

これでわかるのは、プロテインで体調不良になる人は消化酵素が少ない人で、
自分の炎症を処理できない人です。→
代謝総小学校1年からやり直し

⑤ 高タンパクが肝臓に悪い
肝臓に高タンパクが必要
入門1,3参考→
高タンパクでAST,ALTが上がったらB6 1,000mg
BCAAもお勧め。

⑥高タンパクと腎臓
入門1,3参考

⑦プロテインでおなかに脂肪
プロテインでお腹に脂肪が付いてきたのでしたら、筋肉不足です。
インスリンが細胞に働く順番があります。
筋肉→肝臓→脂肪細胞
この順番をインスリン・ヒエラルキーと言います。
ヒエラルキー は上下関係のことです。
筋肉が増えれば増えるほど高タンパクでも脂肪が付きにくいです。→
筋トレどうぞ(有酸素ではなく)

⑧ BUNが30
クレアチニンが正常なら、問題ない。基準値が正しいとは限らない。

⑨ 湿疹
高タンパクで排毒が進む→
パントテン酸1,000mg

⑩ 持病悪化(例、リウマチがより痛む)

タンパク質不足などにより、関節の生成に必要な材料が不足します。材料不足ですので、関節は弱くもろくなります。弱くなった関節では小さな傷ができます。傷の修復には、充分な血液が必要です。血液の中に、感染を防ぐ白血球、出血を止める血小板、細胞の死体を食べてきれいにする白血球、傷を治すのに必要なアミノ酸、ビタミン類などが含まれているためです。

血流を促すためには、毛細血管の壁をゆるくする必要があります。血管壁をゆるくさせるため、傷口の周りでは、特別な物質が分泌されます。代表的なものに【プロスタグランジン】があります。

プロスタグランジンは、神経を刺激して、痛みを強く感じさせます。つまり痛みを強く感じるようになります。アラームだと考えれば分かりやすいです。

「ここが、壊れてますよ。修復してます。」

痛いだけだし、そんな余計なことしなくてもいい、と思われるかもしれません。それで、考え出されたのが、痛み止め薬です。薬の種類にもよりますが、痛み止めの多くは、プロスタグランジンの生成を抑えます。結果、痛みを鎮める効果をもたらします。

プロスタグランジンは修復に必要というプラスの面と、痛みを作るというマイナスの面があります。痛み止め(NSAIDs)にはプロスタグランジンの産生を抑える成分が含まれてます。痛み止めは、修復と痛みという両方の面を消してしまいますので、痛み止めを長期間使っている方は、ますます、膠原病が悪化してきます。

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なぜタンパク質は冤罪になるのか

マクガバンレポートがなぜ利権まみれだったか
経済の流れとして、高タンパクは都合が悪いようです

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結語

低タンパクから高タンパクへの移行はとても大変です。
数年かかる人もいます。
自分の中に原因を見つけられるか、
高タンパク質のせいにするか、
そこでが、大きなわかれになるでしょう。