Laowa 10mm F2.8 Zero-D が手に入った | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

Laowa 10mm F2.8 Zero-D が手に入った

 

 

2024年5月末、ニュージーランド・クィーンズタウンはそろそろスキー場が人工降雪機を作動させ根雪を作る作業を開始する頃となりました。

皆様の日本におかれましては、そろそろ九州南部から梅雨入りする頃でしょうか。日本の方は少々の雨でも傘をさされ、日本国内を旅行中の外国人観光客を驚かせておいでです。

何故かって? 海外の方は少量の雨どころか、かなりヘビーな雨でも傘なんて使いませんし持っていません。ですので、大の男がポツリポツリの雨で必死に傘を準備しようとする様を見て、若干「弱々しい姿をさらけ出している」という事になりますので覚えておいて下さい。

筆者におきましては昨日4週間の休暇旅行から戻ったばかりでして、若干の時差ボケ継続中であります。まあ最後の訪問国が日本だったので時差は3時間。

という事は時差ボケが回復するのに3日を要する事になるかと思います。

そう時差1時間あたり、時差ボケの解消に24時間を要すると言われており、もしニューヨークから戻ると回復に2週間程度を要する事になります。

サッカーの日本代表選手が欧州から日本へ来て国際試合をする時、英国との時差が9時間なので、時差ボケが解消するのは9日後になります。

なのに、スケジュールがタイトな選手は試合の前日等に日本に帰国します。そう早い話、時差ボケの中で試合をし、時差ボケの中で欧州に戻る事になるのです。

故に試合では本調子にはならないですよ。でも皆様のコメントには辛辣な言葉が並んでおり、筆者はいつもこう思います。

「パスポート保有率17%の国民だから、時差ボケの経験が無いので仕方ないのか」とね。

そして上の写真のレンズ。NZの有名カメラ店に離NZするオークランド国際空港に送って貰い、出国手続き後に受け取りました。

そう消費税免税で手に入れたものです。日本の皆様が海外旅行に行く時に、国際空港に買ったものを送ってもらい、10%の消費税を払わないくても良いという買い物が出来ますか?

 

 

 

 

 

 

今年2024年の2月の段階で、このレンズを使い世界各地で撮影されているテストショットを拝見しました。

そして写真の左上を切り抜き、星がビヨ~ンと伸びてしまっている事を紹介しました。

ただその後の調査で、南半球で撮影された天体写真を発見したんですよ。その四隅の星像を拝見すると、開放でも点像で写っているんですよ。

一体何が起こったのか、ロットによって違うのか、はたまたレンズを向ける方角によって違うのか等、色々な方面から吟味した所、2月の段階で世に出回っていた写真は、β版、そう製品開発の段階で撮影されたものだと判断。

急遽「購入しない」から、「やはり買っとこ」に変更。NZ最大のカメラ店、そのウエブサイトにて販売開始されるや否や「ポチ」ってしまいました。

価格はニュージーランドドルで NZD1469.00(132666円=購入日2024年3月30日のレート計算)ですが、オークランド空港で出国手続き後の受け取りを選んだので、NZ国消費税15%分を差し引きます。

計算方法は

1469.00を1.15で割れば良いのです。答えは NZD1277.39

これを日本円に換算すると、なんと

115361円

現在価格コムでの販売最低価格が 148500円なので、33139円も安く手に入りました。

もしニュージーランドにお越しの方があれば、市内ショップで空港での受け取りが出来るところが結構ありますので、それを利用になるとメッチャ安く買えますよ。

写真は2024年5月9日の夜に撮影したマレーシア・クアラルンプールにあるペトロナス・ツインタワー。泊まったホテルから歩いて3分の場所に三脚を立てました。

夕立の終りかけでホテルから出撃し撮っています。結構なレンズフレアが見て取れます。F8まで絞ってます。

 

 

 

 

 

 

順番は逆ですが2024年5月9日の昼間に、KLタワーから撮ったモノです。F13まで絞っています。

これも写真最下部にレンズフレアが確認出来ます。早い話、このレンズはフレアがワンサカ出るので、強い光源を入れての撮影には向かないと思います。

筆者は主に星とオーロラの撮影を目的として購入しましたが、木星やシリウス、カノープスにレンズを向けた時にフレアが出ないかと心配しております。

それにしても地面が真直ぐって、何だか新鮮だなぁ。

ご覧の通り、絞り羽根5枚のレンズなので、光芒が10個出ていますね。

この時のクアラルンプールは最高気温34度で体感気温が41度という、とんでもない湿気と暑さに苦しんでおりました。

前日5月8日の夜に着いたばかりなのですが、実はそこで太陽フレアの影響を受けます。

実はGrabでタクシーを呼ぼうとしている時、筆者の位置が空港第2ターミナルにいる事になっているのです。
空港職員に尋ねても、誰に尋ねようとも、筆者がいる場所は「空港第1ターミナル」なんです。

しかし、Grabタクシーの予約画面には、筆者が第2ターミナルにいる事になっています。このままでは安いGrab Taxi を申し込めません。しかも、混んでいるのか23分もかかると表示されています。

イチかバチか予約してみますが、やはり第2ターミナルが出発地点に指定されてしまいました。直ぐに運転手にメッセージを送り、「私は第1ターミナルにいます」と付け加えました。

しかし、何分経っても23分表示のままで、運転手は逆に空港から遠ざかって行きます。

そこでキャンセル料100円程度を払ってGrabを諦め、空港定額タクシーに変更しました。

そしてその2日後の5月10日に大きなオーロラが出現し始めます。しかし、筆者はその日にタイのプーケットに移動しており、10年に一度のオーロラ大出現を逃してしまうのです。わちゃー。

 

 

 

 

 

 

そして最後の写真は同じく5月9日の撮影で、ペトロナス・ツインタワーの南側にあるモールで撮ったものです。

これもF8まで絞ってあるので、四隅に写っている文字も余裕で読めますし、結構シャープに写る印象を持ちました。

ただオーロラや星景写真を撮る際はF2.8開放か一絞り程度になるので、果たして何処まで四隅がシャープに写るのかは、今後にレポートさせて頂きます。

ちなみに5月11日の夜に日本各地、世界各地で出現したオーロラをもたらした太陽黒点が一回りし、昨日辺りから太陽の左端に顔を出しています。

そう太陽も自転しており、その周期は約27日と言われていますので、一日当たり13.33度の割合で動きます。

その大規模フレア爆発をもたらした黒点が、あと数日で地球方向に真直ぐ向きます。その際に再び大きなフレア爆発、そしてそれに伴うCME(宇宙ガス噴出現象)が起これば、再度オーロラのチャンスがあります。

再び新月期と重なりますしね。

この新しいレンズと、円周魚眼、11mm、12mmレンズを駆使して対処出来たらと思うてます。

いやあしかし、筆者がほぼ赤道付近に旅行している間に、10年に一度の大オーロラが出現するとは、日頃の行いが悪い事を肝に銘じる必要がある様です。

こうなったら古い天体改造機であるEOS Kiss X2(最高感度1600)も持ち出し、天体改造機4機+ソニーα2台の計6台体制で対処しましょうかね。ところでX2のバッテリーは生きとるんかな。