昼も夜も美しい | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

昼も夜も美しい

 

 

2023年4月も下旬、近所のゴルフ場にモミジの並木道が美しいのでカメラ片手にドライブに出かけました。

ニュージーランドの原生林は紅葉しない種類ばかりなので、ここにあるメイプルは明らかに植樹されたものです。周辺が黄色に染まるだけなのに、ここだけは別世界。

過去に毎週ゴルフをしていた時期があり、ハンディキャップも取得していましたが、自分の会社を作ってからはご無沙汰。いつの間にかゴルフをしなくなってしまいました。

ニュージーランドは、人口に対するゴルフ場が世界一多いらしく、猫も杓子もゴルフを楽しみます。今ではこのゴルフ場がお得意様になっているわけですが、アップダウンのある攻め甲斐のあるコースです。

 

 

 

 

 

途中、湖岸に出られる細道があり4WD車を走らせます。

撮影地は街の対岸にあるケルビンハイツという半島で、車では空港経由で大きく迂回せねば辿り着けません。そこから見える景色がこんな感じ。

氷河が解けた水を湛えるワカティプ湖は、何処までも透き通った美しい水を湛えています。

泳いでも構いませんが、水温が夏で11度、冬場は8度まで下がるらしく、釣りをする為に胸元まである長靴、通称ウェーダーを着ていても30分ごとにトイレに行きたくなるほどの冷たさです。

ここには推定400万匹もの魚が生息してるらしく、ルアーでもフライでも良く釣れますが、事前に入漁料(釣りライセンス)をスポーツ店などで購入する必要がありますので御注意を。

そうそう湖沼の夜釣りが禁止なのも、日本の皆さんには意外な一面だと思います。

 

 

 

 

 

最後は先日撮影のオーロラ・オーストラリス(南半球のオーロラの学術名)です。ご覧の通り、この夜は野次馬が誰もおらずに貸切でした。

それもそのはず。一般大衆がオーロラの出現を確認するKPという数値は平凡な2。通常5を超えないと野次馬は出動して来ません。

ところがこれだけ見応えのあるオーロラが出現しました。これは私の経験なのですが、オーロラは地球と反対向きの太陽風磁場がやって来る際に出やすくなります。

それを見張っていれば簡単にオーロラに出逢えます。KPなんて数値は数時間前の数値の平均であることが殆どで、気が付いた時はオーロラは既に終息気味になっている事ばかりです。

写真では縦にカメラを3台並べて、一番湖に近いカメラは湖とオーロラを、そしてその直後に設置した2台目のカメラがプラス1台目のカメラも入れて撮っています。

樹木などのワンポイントになる物体が無い為に自分のカメラを入れて撮ってたりなんかしておりますが、最近は野次馬の襲来に苦労しております。

私の車を見つけてはは真横までハイビームのままやって来ては私のタイムラプス撮影を木っ端みじんに壊してくれます。

通常、撮影をしている可能性を鑑みて、車のヘッドライトさえもこちらに向けないのがマナーですが、海外からの移民は近付いて来て私の三脚を蹴飛ばすは、カメラの前に立つは。

まさか私がカメラを5台も設置しているとは想像も出来ないみたいです。

既に十数回も襲撃を受けており、毎回5台のカメラで撮影中のタイムラプス動画がオジャンになってしまう次第です。

ちなみに数年前まではこの様な襲撃を食らったことは一度もありません。何故ならキウイ(NZ人の事)は誰もオーロラに興味がなく、現地に他の車が来た事等なかったのであります。

そう野次馬は皆、海外からの労働者です。夜も働いている人間がいる事を想像出来ないのは、ちーと幼稚と言わざるを得ないでしょうか。毎年撮影場所を奥地に追いやられております。還暦間近のオッサンですが、これからも野次馬には負けませんで。

昼も夜も美しいクィーンズタウンでの悩みでした。チャンチャン。