天体改造カメラで昼間の撮影 | やる時はやりまっせ!

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ニュージーランド南島クィーンズタウンで満天の星と赤色オーロラの撮影に人生を捧げております。同タイトルのホームページTOPを毎週移植

 

天体改造カメラで昼間の撮影

 

 

2022年11月19日(土)、夫婦水入らずで週末のピクニックを続けておりますが、そう言えば新しく揃えた天体改造カメラである Nikon Z6II は日中の撮影も出来るようにと、改造元のハヤタカメラ・ラボさんがホワイトバランス設定の中に、昼光撮影用のホワイトバランスを設定してくれている事を思い出しました。

これまでキャノンのカメラしか天体用に改造して来なかったのですが、改造元の名古屋のSEOさんに昼光撮影用のホワイトバランス設定をお聞きして何度かトライしました。

しかし、実際に海外旅行に持ち出して撮影してみたのですが、やはり「赤い」。旅行開始2日目に気が付き、それ以降は昼光カメラである SONY α7RIII しか使わなかった事がありました。

それ故に、今回も同様だろうと半信半疑で撮影してみたのですが、あらビックリ。上の写真をご覧下さい。かなりイケてます。しかも、赤い愛車がメッチャ赤く写ってます。

このレベルであれば、昼間の撮影でも使えます。

そこで念の為に昼光用の非改造カメラである SONY α7RIII も持参していたので、撮り比べの意味も込めて目の前を猛スピードで吹っ飛んで行くジェットボートを撮りました。次の写真をご覧下さいませ。

 

 

 

 

 

Metabones のスマートアダプターを介し、Canon EF70-200mm F4L IS USM をクロップして撮ってます。
水深が10cmもあれば前に進めるジェットボートですが、最高時速は70キロメートルにも達します。マウントアダプターを挟んでいますが、AF-Cモードだと余裕で追尾します。F1中国GPの流し撮りで合焦し続けた位ですから、ジェットボート等は余裕です。

それよりもホワイトバランスは如何でしょうか?

一枚目と二枚目は撮影条件が違い過ぎて判り難くて恐縮です。しかし、一枚目も問題なさそうでしょ?次回の休暇旅行でも使えそうなので、2台目のカメラとして持っていくかな。

これで後は28mmと50mmレンズを手に入れれば、システムの構築が「取り合えず」完了かな。
28mmは何といってもSigma 28mm F1.4を狙っており、50mmはフォクトレンダーのAPOランターでしょうか。

天体撮影用のカメラシステムをZカメラにしようとしているのに、ニコンのレンズが一本もないです。今後のレンズ沼がどの様になるのか想像も出来ません。

一つだけ言える事は、APS-Cカメラには戻れないので、多くのメーカーを除外出来る利点があります。それとCanonに良いレンズがないので、これも除外出来るので助かります。SigmaさんがZマウントのレンズを来年に発表してくれる噂があるので、どの焦点距離のものになるのか楽しみです。