2018年11月14日に日付が変わりスターウォッチングツアーのアテンドから帰宅。腹ごしらえを完了していつもオーロラを撮る湖岸に出動。
極軸合わせも慣れたもんで数分で終了。赤道儀を勘で真南に向けるだけで極軸望遠鏡には八分儀座の台形を司る4つの星が入っています。
このレベルまで来るともう変人。
1986年にハレー彗星を迎撃するためにニューカレドニアに出向いた時は、この台形を探すのに何十分。次に極望で台形を探すと鏡像なので脳ミソ大混乱。
結局極軸合わせに1時間近くもかかりほぼ撃沈。撮影中も機材を動かしていると極望がズレて再撃沈。
皆さん、南半球での極軸合わせはほぼ諦めた方がええですよ。
さてウィルタネン彗星 46Pですが、11月8~12日頃に撮影された世界中の写真を見ると尾が写っていたので期待したのですが、いやぁ、さすがに焦点距離497ミリでは足りないのか、はたまた尾が休憩中に入ったのか写っていません。
コマだけはかなり大きいです。
カメラ : SONY α7RⅢ
望遠鏡 : BORG 77EDⅡ + EDレデューサーF4DG + M75絞り
ISO6400
180秒 x 1枚
20%程絞っています。でも彗星が明るいので大丈夫。
ニコンの7x50の双眼鏡を三脚に固定して観望したのですが、前回11月2日早朝の観望・撮影時よりもコマの広がりがかなり大きくなっていました。