こちらの続きです
祖父が亡くなった後も、電話でたまに近況を知るぐらいだったけど…
最初は、祖母の娘である私の叔母が、けっこうサポートに来てくれていたみたい。
それでも、ずっと一緒に居られる訳じゃないから
デイサービスに行き始め
ショートステイに行き始め
施設に入所した。
入所した頃のことを、母は反省しているのか
「うまくできなかった」
「私がいたらなかったのよ」
とボヤいてて…
年に一度の帰省の時、ジャーナリングのように打たれた文章を読ませてもらった。
そこには、
母が祖母から泥棒あつかいされて罵倒されていたこと
金庫を叔母(母にとって義姉)に買われていたこと
そんな事が、母の感情と共にひたすら書かれていた。
電話では「認知症の症状がひどくなってきてね」としか言ってなかったけど…
これが認知症なんだって、改めてショックだった。
忘れるだけじゃないんだよね。
それを、誰にも愚痴らず、書いて消化しようとしていた母がいた。
祖母を憎く感じもしたけど、祖母からしたら、大事な息子をとった嫁なのかもしれない。
つづきます