前回【自己実現】マズローの欲求段階説には矛盾がありますvol.1
をお伝えしました。
その続きは、欲求に上下の差があるのだろうか?!なのですが、
続きをお伝えする前に、
なぜ自己実現の話をしようと思ったのか?をお話しします。
それは常々、親御さんの悩みを聴きながら不思議に思うことがあるからです。
多くの親は子どもに「明るく元気に、自分らしく生きて欲しい」と願います。
これって、子どもに自己実現をして欲しいと願っているんですよね。
というと、、、、
「自己実現なんて、そんな大それたことは考えていない」
と言われます。
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しなやか自分軸研究所@川西未来子です。
「自己実現なんて、そんな大それたことは考えていない」
そして続く言葉は、、、、、、
「普通に生きてくれたらそれでいい」
「普通に思いやりを持って」
「人に心配かけず迷惑がかからないように」
生きていてくれたらそれでいいんです。
と、言っておられます。
ええええーーーーー、
と私は心の中で驚きます。
だって、欲求に上下の差をつけていたとしたら
それは、かなりハードルの高いことを言っています。
発している言葉に矛盾を感じます^^
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身体症状は低俗!?
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そして子どもが「学校に行きたくない」と言ったり
「お腹が痛い」「頭が痛い」「吐き気がする」
「朝、起きれない」「耳鳴りがする」
と、目に見える病気がない時の身体症状の場合、
「そんな弱いことではダメでしょう!」
「そんなメンタルでは、これからやっていけない!」
「精神的に強くならないとね!」
と言います。ということは、
精神的に弱くて、精神が鍛えられていないから訴えると思っておられます。
=身体に苦痛があるほどしんどいことがある=
という他の何かの欲求に対してはスルーです。しかも
身体が訴えている症状というものは、
メンタルを鍛えればなんとかなる。
メンタルが高尚で身体症状は
大したことではない、
低俗な欲求ということでしょうか?!
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言葉の矛盾を感じませんか?
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お腹がすく
眠たい、、という欲求、
身体に出ていますよね。
お腹がすく、眠たいという欲求は、生理的な欲求です。
生理的な欲求は低俗なことでしょうか?
生理的な欲求を満たさないと死にます。
生死って、一番大事なことじゃないの?!
生きていないと自己実現さえもできないです。
子どもに自己実現して欲しいんですよね。
でも身体症状をいうとメンタルが弱いになるんです。
しかも「思いやりを持って」ということは自己超越をしろ!と言っています。
なんども言いますが、、、、
下位の欲求を訴えると、メンタルが弱い、
メンタルというのはマズローでいうと上位の欲求です。
下位から徐々に満たすことが大切なんですよね。
もうねーーー
どっちーーーー!?って感じ。笑
私から見ると、人が発している言葉にも矛盾を感じるんです。
それで改めて、
自己実現って何ですか?
自己実現の自己って、何を実現すること?
ということを問いたいと思ったのです。
次回、欲求に上下の差はあるのだろうか?!
上下の差は必要ですか?
しなやかにね( ̄ー☆
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