しなやかな軸で関係が築ける人になる
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子です。
日本では躾けられた素直な子どもが賞賛される!?
ということ、、ありますよね。
素直な子どもに育つことが本当に良いかどうかは分からないし、必ずしも親の接し方だけで素直な人が育っているという訳ではないけれど
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未だにある世間の声として
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あそこのお子さん、
お返事ははっきりしてるし
挨拶はするしお勉強も運動もすごいわね~
どんな躾けをされているのかしら、、、、
子どもが良い行いをすると親が褒められ賞賛を浴びる
そうなりたい親は、子どもを躾ける
あそこのクラスの生徒さん
きちんと整列するし
挨拶するしまとまってるわよね~
生徒が良い行いをすると先生の評価が上がる
そう言われたい先生は、生徒を躾ける
ーあえて教育ではなく躾けるとしましたー
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教育と躾けるは違います。
躾けと躾けるも違います。
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しつけ(名詞)と、しつける(動詞)の違いは何?
自立心を育てるしつけ―親業・ゴードン博士 1,674円 Amazon |
より
しつけ(名詞)=ルール
しつける(動詞)=コントロール
そして、この言葉は、、、こう使われる、、、、
しつけ(名詞)をする唯一の方法は大人がしっかりしつける(動詞)ことだ
として未だに信じられている。
コントロールされたらイヤだよね~( ̄∩ ̄#
なぜ躾けるのか!?は
規律を守り思いやりのある子どもにしたいがためだろうけれど、子どもを一方的に躾けようとしても規律を守る子どもになるわけではない。
大人が躾けを押し付けると、従順でおとなしく規律を守る子どもになる事例もないことはない、実際には確かにある。しかし、そんな子どもは怯えた、卑屈な子どもで、本当の意味での自己規律とはいえない。
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この矛盾にお氣付きですか?
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上に立つ者(親や上司やリーダー)が
力づくで相手に言うことをきかそうとする。
「怖いからちゃんと遣らないと!」
「怖いから言うこときかないと!」
「怖いし反論しても面倒だし」と
素直についてくるのを見て安心する親やリーダー。
その後、しばらくして、、、、
「この子にチャレンジ精神がない!」
「新しい企画は出せないのか!」
「自分で考えるということをしないのか!」
と怒る上に立つ者(親や上司やリーダー)。
この矛盾、おかしさにお氣付きですか?
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迷走混迷する子育て、人育て
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今まで子育ての仕方にはブームがありました。
今の時代は迷走混迷しているように思えます。
ちなみに川西が子育てをするときには『褒め育て』がブームでした。
褒めてばかりじゃ言うこと利かないし、、、、
大人がしっかりしつける(動詞)ことも必要だよね、、、
と言うことで
相手をいうことを利かせる
社会に出てやっていけるように
飴と鞭が必要だ!
厳しさと甘さが必要だ!
制限をかける方がいい
褒めることがいい
怒るのではなく叱らないといけない
本当にそんなことが必要なのだろうか?!
子育て人育ては勘違いが多すぎる!と思うのは私だけ?!
えーーーでも褒めることは大切だし
褒美をあげる方がいいし、ネズミも
少し苦労をしても褒美があると思ったら
ルールを覚えるという実験があるじゃないですか!
有名な飴と鞭実験です。
これ、、、チーズは褒美でしょうか?!
褒美ってなに?
人育てに飴と鞭が本当に必要なのでしょうか?!
=========追記=============
フェイスブックにこんなコメントをいただきました!
親の言うことをなんでも聞く子、私のようなサラリーマンの世界では、”イエスマン”が該当するのでしょうか?個人的印象ですが、イエスマンみたいな方は、老け込んでいくのが早いです。
また、村八分。日本の会社組織ではよくあること。合わなければ、別のところに移動すればいいのですが、それができないことが多いのが、日本の不幸なところです。
=======ここまで==============
この方は海外の方とお仕事をされている方です。
日本と海外の差を実感として持っておられるようです。
日本人はいい人が多し秩序も守るし何より安全な国だけど
いい人がイキイキできないのは勿体無いですよね。