しなやかな軸で関係が築ける人になる
人間関係改善コンサルタント
しなやか自分軸研究所@所長川西未来子です。
アクティブリスニングとカラーダイアローグが繋がると言う関連がわからないのですが教えてください。
アクティブリスニング=人の話をよく聞く
そしてアクティブリスニングを
特に必要とするのは
相手がイヤだ困ったと言う
いわゆるサインを出している時です。
「アクティブリスニング難し~い、できな~い」
と、言われている方の中には
相手のサインが分からない訳でも
アクティブリスニングができない訳でもない
と言うことがあります。
質問をくれた、しな軸研究員さんの会話メモを見ていると、できるときと出来ていない時があり、その出来ていない時と言うのが、ご自身の動揺が激しくて直ぐに反応してしまうために、つい防御体制が働いて聞けない状態におちいっているようなのです。
============
直ぐに動揺してしまう場合
============
1、過去との関連で反応している
2、自分の状態を把握していない
3、観察力に欠ける
4、聞く訓練ができていない
5、聞く体制ができていない
(1〜4の要素をまとめると)
現時点ではこの5つの原因が考えられます。
質問者の研究員さんの場合、
過去との関連というより
観察力と自分を白紙にする訓練が
できていないだけじゃないか?!と思われます。
要は1以外の部分は訓練で身に付きます。
=============
アクティブリスニング
しなやか自分軸ポイント3つ
=============
川西が考える聞く体制ポイントは、、、、
a・観察力
b・自分を白紙にすること
c・自分をフラットにすること
cの自分をフラットにするには
過去との関連や学習効果という部分になるのですが
アクティブリスニングで大切なことは、、、
一に観察、二に観察
自分を白紙にすること
a,b,これらは訓練です。
聞く体制が整っても言葉が表現できないと適切な返しはできません。
その返しのためのポイントとして
=============
効果的な返しができるための
しなやか自分軸ポイント3つ
=============
ア・観察力
イ・感じること
ウ・ボキャブラリー
これらはカラーダイアローグ(色と対話)で
自分自身を把握したり人と対話すると身につきます。
カラーダイアローグでは過去も見つめるということもするので、アクティブリスニングがしやすくなるポイントを結局全てをクリアできます。と同時に自分自身のこと(感情や欲求)も把握するので、アイメッセージも言いやすくなります。
軸対話の下地作りとして最適なのです。
例えば、、、実践事例
============
相手に向ける視点が変わる
============
前回(10/23)カラーダイアローグの講座に参加された保育士さんは園児さんの使う色を観察することで関係が良くなったことを報告してくれています。
人に関わっては嫌われる
わざわざ人の中に入って作業をする
そんな嫌われるようなこと止めたらいいのに
と思ってやめるように言っても聞かない子がいます。
その子がよく使う色は何ですか?
オレンジをよく使います。
オレンジは集団やコミュニティーを好む色で、人の中で認められたい、人の役にたちたい、一人より繋がりが欲しい、、、でもそのやり方が分からないのかもよ。とお伝えしたら、、、、
その子への目線が変わり、本当はこうしたいんだろうなとか、お友達にティッシュをあげたり、親切にしているところに目がいくようになり、そのことを見つけて言葉にしていくとその子が落ち着きだして、すごくいい関係になってきました。
自分がいかに偏った見方をして接していたのか、相手をみる視点が変わるだけでこんなに変わるのだと実感しました。次回が楽しみです。
という報告でした。
これを自分自身や身近な人や子どもに応用していくと言葉で反応するのではなく、色を通して違う視点で人を見ることができるようになるのでアクティブリスニングもしやすくなりますよね。
ということで長々と
アクティブリスニングとカラーダイアローグとの関連を説明しました。
========追記==========
軸対話の場合、
どちらかが困っている時の対話なので、
実践するにはハードルが高いのです。
カラーダイアローグは、お互いに特に問題もなくイヤ困った状態ではない場合が多く、お互いが問題のない状態でアクティブリスニングの練習ができるので「なかなかアクティブリスングができない」という方にお勧めです。
勿論、アクティブリスニングの質を高めたい方にもお勧めです。
しなやかにね( ̄ー☆
=====最初はここから=========