◆反省させると◯◯を抑圧する機会を与える | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

しなやか自分軸研究所@所長川西未来子

 

常識を覆す文章は難しいですよね。

本の中には事例が沢山書いてあり分かりやすいのですが、、犯罪を犯す人と自分の子どもが一緒だとは思えず他人事のように思うかもしれませんが人間は根本的に皆、一緒です。すべての教育関係者に読んでほしい本です。

 

 

 

 

 

◆この反省文を読んでどんな感想を持ちますか?

 

 

前回の1、2、3の回答例。あなたは何を選びましたか?

 

 

 

著者が学校の教員だった頃、1がベストアンサーだったそうです。そして一般の人に尋ねるとやはり1を選ぶ。これは芸能人が思わずもらした本音を聞いて「心から反省している言葉ではない!」とバッシングすることと似ている。反省の言葉には王道の言葉があるからだ。

 

 

 

受刑者に聞くと2と回答する

早く許されたい、罪を軽くしてもらいたいから上辺の反省文だ。と回答するそうです。

 

 

そしてこの本の読者の方は3になるだろう。と

 

 

 

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反省させると

◯◯を抑圧する機会を与える

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”なぜ反省の言葉を求めるんだろう?”

 

「心の世界がスルーされる」とひまわりさんも言っていましたね。

 

 

 

反省させるということは・・・・・・

 

 

・本音を抑圧する機会を与えるということ

 

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→本音は抑圧すると爆発する

 

→結局内面に向かえない

 

→結果的には何の解決も生まない

 

 

 そして最悪なのは

→育て方は親子間で繰り返され

 連鎖が起こりどこかで爆発する

 

 

 

 

もう少し説明します。

 

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反省ということは

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デジタル大辞典泉の解説 はんーさい【反省】より

 

[名](スル)

1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。

「常に反省を怠らない」「一日の行動を反省してみる」
2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること

「反省の色が見られない」「誤ちを素直に反省する」

 

 

反省文とは。。。。

 

反省文は、業務上のミスを犯した場合や、社内で迷惑行為を行ったりトラブルを起こしたりした場合に、会社へ提出する謝罪文です。

詳しくは→http://www.reibun.biz/105.html

 

 

 

調べていると反省文の書き方例文集がありましたよ(><)

 

 

 

 

 

反省=申し訳ありませんでした。

 

 

ということは、悪いことを認めて(評価・判断)

 

 

「もうしません」と誓いましょう。。ということ

 

 

 

 

 

 

誰に??

 

 

 

 

 

反省を促した人に対して。。。

 

 

 

 

ということは、

 

 

 

 

反省しなさい!と言った人がいて言われた人がいる。

 

 

 

 

ということは、

 

 

 

 

 

言う人の顔色を見て(他人軸)
その人が納得するように言わなければいけない。

人の評価に重点を置いている。

 

 

 

 

 

 

だから、反省は抑圧を生む

 

そして本人の心の内面に向かう機会を奪う

 

 

 

 

 

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反省は習慣化される

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何か相手に不快な思いをさせた時は

 

「すみません」「申し訳ありません」と言いましょう。

 

 

「悪いことをしたら謝ればいい」

 

 

と、機会的にインプットされる。

 

 

 

 

謝っておけばいいのよ!と習慣化される。

 

 

 

 

これに疑問を持たなかった人は
そのまま習慣化しており
子どもにも習慣にするように教える
それが社会人となることだとも教える。

 

 

 

 

 
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それで本当にいいのか?

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習慣化では何の解決も生まない
その時その人が爆発することはなくても

人は育てられたように育てられ連鎖する

 

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本来は、自分自身を省みる
振り返ることが必要であるにも関わらず
その機会を奪うのだ。

 

 

 

 

 

 

 

反省は誰のための反省なのでしょう?

 

 

 

 
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親や指導者の自己満足になっていないだろうか?

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反省文は親や指導者の世間アピールですよね?!

 

 

 

 

悪いことをしたら謝りなさいと教え

私はしっかりと『しつけました!!』

 

 

 
悪いことをしたら謝るといことを

しっかりと『しつけました!!』

 

しっかりと指導しました!

 

 

 

 

こんなにしっかり

『しつけました!!』

 

 

 

 

悪いことをした時に謝らないなんて

なんとあの親は子どもに

しつけができていないのでしょう!

 

 

 

 

 

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立派なしつけ=気持ちを出さないこと

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しっかりとした子どもに育てよう!

 

 

 

しっかりとした子どもとは?

 

 

 

我慢できること
一人で頑張ること
弱音を吐かないこと
人に迷惑をかけないこと
 

 

 

これらの価値観に何の疑問を持たない人のほうが多い

 

 

 

 

上記のこれらはすべて

 

『自分の気持ちを出さ(せ)ないこと』

 

これらはストレスをため。。。いつか爆発するドンッ

 

 

 

 

 

 

 

爆発=犯罪か心の病

 

 

 

 

 

 
心の病だけではんなく生活習慣病と呼ばれているものなど《自分の本音を出さないこと》は犯罪だけではなく病気の引き金になっていると川西は思っています。
 

 

 

 

だからアクティブリスニングとアイメッセージを推奨しています。

 

 

 

 

人は自分を表現しないと

病気になるか犯罪者になる。

 

 

 

 

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質問が来ています!

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◆反省させなくていいんですか?!教えなくていいんですか!?

 

 

この記事を読んだ方から質問が来ています。

 

 

加害者はそれでいいかもしれないけれど

被害者としては謝ってもらわないと釈然としません!!

 

 

という子ども同士のケンカについて事例をあげて次回説明します。