あああ~また勘違いする人が生まれそう~と。
(川西の心の声です)
昨日のNHKの番組を見られましたか?
ママ達の非常事態!?2
見ていて惜しいな~と思ったことが二点あります。
その一つイヤイヤ期を乗り越えるためにルールを教えるということを推奨されていました。「子どもの脳は未発達だから自制が効かないなのでルールとして教えなさい」と。これはよく子育て本に載っており多くの人が信じていることですしさほど間違いはないとは思うのですが。。。私はこれに疑問を持って子育てをしたんです。
どう疑問を持ったか?!
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本当にいきなりルールを教えることが子育てで大切なことなんだろうか?!
ルールを破った時人は罰しようとする。。。それが本当に大切なことなのか?!
罰することをしないとまたは褒めることをしないと本当に社会生活が営めない子どもになるのだろうか?!
賞と罰の子育て、本当だろうか?!
こう考えることはできないだろうか?
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人見知りをするというこは顔を認識するということだから→表情の違いが読めるということ
泣いて感情を出すことができるということは→人の感情が分かるということ
イヤイヤで欲求を表現できるということは→人の欲求も理解できるということではないか?!
ならば親も感情と欲求を伝えればいい、もし何か守りたい習慣があるならそれは楽しいからすると伝えたらいいのではないか?!快不快は理解できるのだから。。。という仮説
それが・・・ゴードンメソッドに出会った時「な~んだ40年も前から実践され実証もされていた」のです。
習慣付けのルールと欲求への対処は違う
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川西の受講者さん親子で相手が2歳児でもイヤイヤ期でもお母さんの困ったを伝えると通じるし、子どもの喚く氣持ちを受け止めれば落ち着くし話し合いも可能でした。
ルールは習慣付けの部分なので「楽しい習慣に変えたり」親の子育て方針で工夫することはいくらでもある
例えば、
市販のお菓子に疑問を抱くなら。。。おやつは基本的におにぎりかサツマイモにすれば夕食の時に食べる量が少なくても別に問題はありません。
夜の8時-9時はお母さんとの楽しい蜜月タイムにすれば喜んで寝る準備に入ります。 。。。習慣付けは親の工夫です。
習慣付けと普段の片付けタイムや家事タイムを邪魔されることとを混同して捉えて対応してはいけないんです。
区別して対応しないと子どもは自分の欲求が全てダメなことのように勘違いして育ち自分の好きなことが分からない、または好きなことを仕事にして邁進できる子どもになりにくいのです。
あなたは
子どもをどう育てたいのですか?
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相手が子どもでも人間関係は感情と欲求をちゃんと伝えあい話し合いをすることが可能なのです。だって話し合いは欲求と欲求が対立している時にできることだから。
人間の生きる知恵として人間の生理機能や心理学など今ある理論を検討しながら応用してもいいと思うのです。
いかがでしょうか?
あなたは子どもを従順にさせたいですか?
それとも子どもに羽ばたいてほしいですか?
「子どもの脳は未発達だから自制が効かないなのでルールとして教えなさい」
これ本当?と疑ったほうがいいですよ。
====番外編=============
しつけ(名詞)=ルール、規則:
スポーツやゲーム、茶道や剣道など道系になど規制があることの楽しみ。他人の権利への配慮。
しつける(動詞)=教え込む、コントロール、
訓練とコントロールにより、従順と秩序ある状態をもたらす。
*ルールを教えるは「しつけ」と「しつける」を混同しやすい。
「親子の場合はルールを考え合う」ですよね。
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番組での惜しいもう一点は
オキシトシンというホルモンへの理解です。
これ皆に母性は備わっている。。。そう思いませんでしたか?