◆見栄と虚栄を捨てると本当の自信が湧いてくる | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

真に影響力のある
次世代親的リーダー育成講座主宰
川西未来子

前回の記事の後半の続きです。
Yさんは言われます。

「あれからよ~く考えたら
 私の中にあれもこれも
 実は見栄と虚栄だったのか?!と
 氣ついた時には
 正直ショックでした」と


氣が付いたキッカケは
何ということはない日常のひと場面


歯医者の受診の時に
一緒についていくのがイヤなんです。

と、Yさん

どうして?



歯がキチンと
磨けていない時があるんです。




ほうほう、磨けていないと
どんな風に困りますか?




磨けていないと子どもが困りますよね。




元に戻りましょう
歯医者についていくことがイヤなのは
どちらですか?




私です。だって

歯医者さんから
歯が磨けていないことを
指摘されるのがイヤなんです。

磨かせることもできない親だと
思われるのがイヤだから。。。。。。








あっ( ̄□ ̄;)







私、こんなことを考えていたんですね。
どうしよう。。。。






どうしましょう。
ねえ~





本当に言われるのがイヤなら
その場にいなければいいんですけどね。



歯が磨けていないことで
本当に困るのはどちらですか?





子ども。。。。





そうなんですよね。
「歯磨きができていない」
と指摘されてイヤだと感じたら
ご自身が磨ようになります。



ご本人がイヤだと感じる前に
お母さんがイヤだと感じると
いつまでも
自分が困っていることに氣つけない
ということが起こるんです。



子どもさんが指摘されて
悲しい思いをしないようにと
思うのかもしれませんけどね。



でも本人が困らないと
改善しようと考えられないんです。








イヤは宝








ですから。




これが見守るということなんです。
忍耐が必要ですけど。




という出来事があってから



冷静に子どもさんのことが
観察できるようになったそうなんです。





そうして見えてきたのは子どもさんが
本当に困っていることが何なのか





動きがゆっくりで怖がっていること
楽譜が読めないこと
ノートが取れていないこと



この子が感じるすべてを
どれぐらい困難なのか
知って体験する努力を
していかれました。



「この子はこんなに困っていたのか」
と知った時、ショックで
自分が今まで口でわからせようと
してきたことが、どれだけ無意味で
子どもを追いつめいていたことか


それが私の見栄や虚栄で
盲目になっていたことがわかったんです。


あんたほんまに大変な思いをしてるんやなあ
よう頑張ってるなあ~と言いました。








子どもさんがお母さんに
自分のことを本当に分かってくれた

やっと分かってくれた!!

この喜びと安堵感が
どれほど嬉しかったことか。





これは自分のそのままの存在を
認めてくれたことに繋がります



そのままを認めてもらえると
自信がわくんです。




私はこれでいい
私はこれで大変な思いをしている


そうすると自分の困っていることに
目を向けることができ
解決しようと考え始めます。
考えて提案できるようにもなる。 



自分で自分の困りごとに
自分で解決できる喜び、
それは自信に繋がるんです。



お母さん自身にも
親としての自信が
ついているかもしれません。





川西はこの場面に出会うと
自分自身のある場面を思い出します。
だから涙が出るほど嬉しいのでしょう。



次回です。




真に影響力のある
次世代親的リーダー育成講座主宰
川西未来子