心にゆとりを作って生きる
楽美カラー未来です。
6年間、最後の娘の文化祭を観に行った。
朝も早よからほぼ一日・・・・うう。
仕事が・・・あるのに・・・
でも行って良かった。
娘が何をしていたかと言うと・・・
別に劇にでているわけではなく衣装係りなのだ。
なのに・・感動してしまいました(;^_^A
中学校一年生の時、クラスで演劇を脚本から考えて発表するという。
娘は大道具係を希望した。
「え~なんで、出ないの?」
「だって、背景とか描きたいもん」
「え~・・・・・・」
そう、私は自分の娘が舞台に立つことを望んでいた。
なので、少し残念な気持ちだった。
そのうち、舞台に立ちたいと思うだろうと思っていたのだが・・・・
毎年、毎年、裏方希望だった。
さすがに高校に入ってからは、あきらめもつき
娘が舞台に立つことは望まず、学校の文化祭自体を楽しむようになっていた。
だって・・・
毎年3年生の演劇が素晴らしいんですものo(^-^)o
六年間最後の文化祭。
娘のクラスは「ME AND MY GIRL」をするらしい。
脚本は・・・、あのタカラヅカチームだろうなと想像する。
娘は衣装係、時代背景を調べ、その時の流行も調べ
毎晩毎晩、ミシンと針でチクチクしていた。
どんどん素敵になっていくドレス
「お母さ~ん、豪華だけど上品にしたいねん、どうしたらいい?」
と聞くので、いろいろ案を出していた。
結構楽しい♪私も裏方・・・好きかも?!
運動が苦手な娘は文化系のクラブを掛け持ちしている。
三年生の出展は希望者だけでもいいらしいのだが・・・
文芸部から小説を書いて出展し
書道部から古典の詩の行書を掛け軸ようにして出展
クラス案内のポスター描きも担当
『あなた・・・受験生なんだけど・・・・』と心の中
夕食の時
「配役はどうやって決めてるの?」と私
「それがオーディションやねん」
「オーディション?」
「そう、セリフを言ってもらって適任者を決めるねん、監督とか脚本係が」
「へ~スゴ!」
「六年間最後やし、あえて喜劇やねん、喜劇って難しいねん、笑うとこ作ってるし笑ってや」と娘
「最後やしあんたも行かへん」と息子に
「そうやな~お姉ちゃん頑張ってるし行こかな~」
「えっ??」娘と二人で目をパチパチ
・・・まさか、行くと言うなんて・・・
当日、他のお母さん達と会話する。
「昨日も、早着替えがしにくいからってファスナーの付け直しをしてるんよ~寝たの3時」
「毎日帰ってくるのが遅くてね~」
「脚本、何回も書き直して書き直してしてたわ~」
「私もつい手伝ったわ~」などなど・・・
幕が上がる。
300人入る客席は満員、立ち見もいる。
皆、役になりきっている。声も大きい。
大道具係の背景はリバーシブルになっている。
照明係は場面によって色を変え、光の量を調節。
音響係は心が傷ついた時の音、楽しい音、優雅な音のピアノ演奏。
25分の中での早着替え、場面変えもスムーズ。
スーツに見えるのにワンピース等、工夫を凝らした衣装の数々
お客さんも・・・・・笑っている(‐^▽^‐)
皆が最大限の能力を発揮しているように思えた。
一つの作品を仕上げるために、持てる能力を発揮している。
これが協力し合うと言うことなのだろう。
6年間の集大成を感じた。
感動した!
3年生はほとんどが演劇をしている。
他の題目を見ると・・・・・
・ヘアスプレー
・マイ・フェア・レディ
・CRAZY FOR YOU
・DREAM GIRLS
・Pocahontas
・プラダを着た悪魔
・・・・・
なんだか・・・
成りあがり、夢つかむストーリーが多くないですか?
女☆強し!
日本の女子高生達が日本を元気にしてくれそうですよ('-^*)/
今はほとんどが共学の時代なのに、
時代の流れに逆行しているようで・・・
女子校でいいのかと随分迷った。
何度も娘に確認した、7年前。
この学校で良かった。
女子校で良かった。と
今、改めて実感している。
しかし男子学生の訪問の多いこと・・・
息子も同じ学年の友達に・・「50人以上と会ってる」とのこと。
女性の吸引力・・強し!
帰ってきた娘が言う・・・
「優勝した」о(ж>▽<)y ☆
このクラス・・・やるからには優勝!
口では・・・「楽しんでやろな」だったらしい。
娘が言う「皆、やるからには優勝を狙っていたと思う」と
う~ん・・・強い!
皆さんが楽美で暮らせますように♪
心ゆとりの未来でした。