昨日の新聞で
小学校3,4年生の子どもを持つ29~49歳の女性500人に対し
月に何回「子どもに『勉強しなさい!』」と言っているのか
インターネットで調査を行ったそうです。
その結果は
月9回まで・・・39%
10~19回・・・20%
20~29回・・・16%
平均20回でほぼ毎日言っている計算
最高300回に達する人もいたようです。
「子どもに『勉強しなさい』と言う時嫌な気持ちになることはあるか?」
という質問に対し74%が「ある」。
理由は「自分も言われてやる気をなくした」(36歳)
「お互いに嫌な気持ちになる」(41歳)
夏休みに『夏休みの宿題やった?』と言った回数は平均15回。
『勉強しなさい!』のフレーズは言いたくなくてもつい言ってしまう言葉。
という記事でした。
子どもにこの記事のことをいうと・・・
「『勉強しなさい』って言われたら余計しいひんのにな、
勉強して欲しいのか、して欲しくないのかわからへんな」
ということでした(;^_^A
ず~と前にテレビを見ていると
キティーちゃん検定で優勝された方のインタビューがありました。
その方が
「子どもに勉強しなさいと言うのが嫌なので、勉強している姿を見せたかったのです」
と言われていたのが印象的でした。
言いたくなくてもつい言ってしまうのはどうしてでしょうね?
自分に問いかけてあげて下さい。
勉強することはどうして大事なのでしょう?
勉強しないとよくないことがありましたか?
勉強するといいことがありましたか?
勉強していない姿を見るのが嫌なのはどんな自分と重なりますか?
勉強しているいい子で、あなたは何を満足しようとしていますか?
勉強は、本当は誰のためにするものですか?
子育てをして、嫌なのに・・・したくないのに・・・してしまう反応の中に
自分が見えてくることがあります。
しっかり見つめて、自分を知れるチャンスだと思うのです。
知ると痛いこともたくさんありますけど・・・
子育ては自分を知るチャンスがいっぱい隠されています。
自分を知れば自分をどう活かせばいいのかが見えてきますよ。
ちなみに私は、学校の勉強や成績はなかずとばずでしたので
よく母から「お姉ちゃんやお兄ちゃんは勉強!と言われなくてもしたのにあんたは!」
と怒られていたのですが、言い返しました。
「私は私のやり方でやっているからいいの!」・・・といっても
テストでいい点をとるための勉強ができなくて、自分の興味に任せて
知りたいと思うものだけやるといういい加減なやり方です。
姉達に聞いたことがあります。
「お姉ちゃん達はどうして学校の勉強が出来るの?」
「どうやっていい成績をとっているの?」と
すると、一人の姉は
「とにかく点数を取るのが嬉しいねん。ひとつでも間違うと悔しいから勉強する」
もう一人は
「授業中の先生の話を聞いていると、ここが出るなってわかる
だからそれだけを覚える。それだけでもそこそこはいくよ。」でした。
「う~んそんなものかな~私とは違う人達だ~」と思ったものです。
高校に入って準看護婦で働いていた時の勉強会のとき
私が調べたことを報告する機会が与えられました。
そこで報告した後 婦長さんから
「あなたは勉強の仕方を知っているね」と言われたのです。
何のことかよくわからないけれど、とても認めてもらえたように感じました。
今でも覚えていると言うことは、非常に嬉しかったのでしょう。
勉強するといいことがありました。学校の成績は今一でもA=´、`=)ゞ
そして
こんな素敵な言葉が言える人(婦長さん)になりたいとも思いました。
皆さんはどんな思い出がありますか?
子育ては自分を知るチャンスがいっぱい隠されています。
それは自分にとっていいことも良くないこともあります。
良くないこともそこから学ぶことができれば、いいことに変わりますよ。
今日も楽美な一日となりますように