皆さんはどんな人を好ましいと思いますか?
どんな人の影響を受けますか?
どんな人のいう事なら聞きたいと思いますか?
人が親になると、おかしな、そして不幸なことが起こる。(親業P18)
この一行からスタートして親業のコミュニケーション法(ゴードンメソッド)の
説明が始まります。
「人変じて親となった」親にとって
人を育てる重圧がひとつひとつ試練に感じられる。
それは
・常に一貫した態度をとらなければならない
・寛大でなければならない
・子どもにはいつも思いやりを示さなければならばい
・無条件に子どもを受け入れ、寛大でなければならない
・自分の欲求は傍において、子どものためにひとまず抑えなければならない
・いつも公平でなければならない
・自分の親がした過ちは繰り返してはいけない
根底にある気持ちは むしろ褒められるべきだが
それ(上記)に一生懸命になり過ぎてもよくないのだ
その結果・・・つまりその逆になってしまうこともあるから。
だからね
親業をうまくやり遂げる親は、
自分が本当の一人の人間であることをまず自分に許す。
ここからスタートなのです。
どんな親が好きか![]()
(親業P19より)
子どもは親の中の人間らしさやほんもののところをよく理解し
それを認めるものである。子どもは「オヤジは“ほんもの”の男さ」とか
「お母さんは素敵な“人”だ」とかよく口にする。
青年期になると「僕の両親は、親っていうより友達みたいなんだ。
カッコいいんだぜ。他の人と同じ欠点はあるけど、そういう親が僕は
好きなんだ」などと言ったりする。
この子ども達がいおうとしていることはなにか?
『神様ではない人間らしい親が好きだ』ということではないか。
実際の本人とは異なった。何か別の役割を演じている人ではなく、
一人の人間としての親に対して好意を示している のだ。
親が子どもに接するとき「人である」にはどうしたらいいのか!
ということの具体的な方法を学ぶのが
親業のコミュニケーション法(ゴードンメソッド)なのです。
親は自分らしくていいんですよ。
あなたはあなたらしい子育てをしたらいいんです。
自分が自分らしくいるためには どうしたらいいのでしょうね。
いったい自分らしいってどういうことなんでしょうね。
このコミュニケーション法を学んだかたは
終了間際には 自分のことが少しずつ見えてきたと言われます。
不思議ですね。
誰かとのコミュニケーションを改善しようと思っていたら
自分のことが分かってくるんですよ。
今日も楽美な一日になりますように![]()