『わたしメッセージ』は使い慣れていないと・・・
どうしても相手に行動を要求してしまう言い方になってしまいます。
ないしは感情がよくわからない伝え方をしてしまって
相手に伝わらないということがあります。
『わたしメッセージ』は 相手の行動が受け入れられない時に
私を助けて欲しいと伝えることです。でも行動を要求はしません。
ある受講生のAさんの報告です。
お盆の時に夫の実家に親子で帰ったときのこと。
皆はテレビを見ていて自分一人が片付けをするのが嫌で
20代の娘さんに言いました。
「一人で片付けをするのは大変だから手伝って欲しいんだけど・・」
「え~テレビ見てるし嫌~」
「テレビ見てるんやね。でも大変やし困るけど・・・・」
「そんなん・・・・」と言って手伝いはなし。
そして 「そう言われて引き下がってしまいました」と言われたので尋ねました。
私「それで○○さんは納得できましたか?どんな気持ちでしたか?」
Aさん「とても嫌な気持ちです」
私「嫌な気持ち・・・・では
片付けを手伝ってもらえないとどんな気持ちになりますか?
気持ちが抜けているので教えて下さい」 といいました。
Aさん「気持ちは嫌な気持ちだけど・・・・他にあるのかな~?」
しばらく考えて
Aさん「あっ 皆が楽しそうなのに・・・・
自分一人が蚊帳の外のような感じで悲しかった・・・・そうか・・・・
一人で片付けをするのは自分だけが仲間外れのような感じがして
悲しい・・・か~
どうして・・・・その時は気付かなかったんだろう?わからなかった・・・」
そう言われたAさんの目に涙がにじんでいました。
Aさん「実際には伝えていないのに 今すごく楽になりました」
自分の気持ちにちゃんと気付いてあげると・・・・自分が急に楽になるのです。
『わたしメッセージ』は 不思議なことに『わたしメッセージ』を作っただけでも
自分を救うことができます。
『能動的な聞き方』は 相手の気持ちに気付くこと
『わたしメッセージ』は自分の正直な気持ちに気付くことなのです。
「どうして自分の気持ちに すぐに気付いてあげられないのでしょうね?」
明日も楽美な一日でありますよぅに