感情や感覚を大切にするのはどうしてか? | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

楽美Color でしているセミナー&セッションの共通点は
人の感情(喜怒哀楽など)や感覚(主には好き嫌い)を

大切にしている点にある。


どうしてか?


不思議に思っていたことがある・・・


ストレスにより様々な身体症状が生じることは

よく知られている。心と体が繋がっていることも

大抵の人は知っている。


でもどうして人間関係がうまくいかないことで

身体症状が起きるのかはてなマーク


ストレスとコミュニケーションの関係を調べていた時に

発見した文章がある


それは 体内でのコミュニケーションとして
1960年に神経精神病学者A・T・Wシメオンズは

心身症について、体内のコミュニケーション・モデルを

提案している。

シメオンズによれば、ストレスによる身体症状は

『大脳皮質と大脳皮質下とのあいだの誤解にもとづく

コミュニケーションとみなすべきだ』というのである。


要は新しい脳(大脳新皮質)と古代脳(大脳辺縁系)、
理性(意識して感じる)と本能(無意識でも感じる)の

コミュニケーションがうまくいっていないのだいうこと


つまり


身体は嫌だといってるのに・・・
身体は好きといってるのに・・・ 


理性が「言わない方がいい」とか

「しないほうが身のためだよ」っていうので

本当の気持ちを押さえ込むのだ。


また反対に


頭では分かっているのに なんだか嫌とか・・・

理性(大脳新皮質)で押さえ込むには無理があるとき
本能(大脳辺縁系)は生きる為に必要な自律神経系と

内分泌系を刺激するので 心身に何かしらの症状

(いわゆる鬱々やイライラも含めてのストレス症状)を

引き起こす。


症状があるうちはいい。

自分の本当の気持ちに気づけるから・・・


過労死の原因のひとつに 理性が勝ちすぎて本能が麻痺して

疲れたと信号を送れなくなっている場合がある。


または


皆から いい人と評価される人が癌になったとしよう。
その人は人に迷惑をかけぬよう、

人が困っていたら人を助ける。

人を助けるが人に要求はしない。
そのいい人は 本能を見ないようにしていたので


余命わずかなのに・・・ 


自分が人にどうしてほしいのか 

自分はどうしたら楽になれるのか 

人に要求することができないのだ
こんな大切な時期なのに・・・
あっでも 嫌か嫌でないかは言えてたかな~


じゃあ 理性があることがいけないのか!?


大脳新皮質(理性)は人が他者とコミュニケーションを

とるために発達してきたものであるから人間関係において

なくてはならない。 人が他者と関わることで成長するのも

この脳があるお陰でもあるしね。


要はバランスなのです。


コミュニケーションには大きく二つ 
1自分と他者とのコミュニケーション
2自分自身とのコミュニケーション 


この自分自身とのコミュニケーションをおろそかに
・・・(見ないようにする ないしは嘘をつく)してしまうと

一見うまくいっているかのような
他者とのコミュニケーションも支障を来たす場合がある。
・・・お酒で理性が働かないとか、内面が悪いとか

  急に爆発するとかetc・・・


1と2のバランスがとれる事で人間関係が

楽になるのだろうなあ~


視覚(色)・聴覚(音)・嗅覚(アロマ)などの五感は
本能(大脳辺縁系)の部分に働きかけて 

本来の自分の感覚に焦点をあてている。

(色と脳 身体の関係は後ほど・・・)


どうしてか!?


大脳辺縁系(本能)には 

人が健康で安定的な状態を維持しよう(ホメオスタシス)

とする自律神経系と内分泌系を刺激する器官があるから。


要は 

人が良くなろうとする働き(自然治癒力)を助けてくれるのだ。


代替療法家と呼ばれる人達はこの点を大切にされている。


親業コミュニケーションも技術だけではなくて
まず自分がどう感じるかを大切にする。

その後、理性的に整理していくのだ。


他者とのコミュニケーションがメインだが
まず自分自身に問いかける点が 面白いのよね~


だから取り入れようと思ったんだろうな~



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