BXエンジン不調 その16 | フェラーリ308GTB と ねこ のブログ

フェラーリ308GTB と ねこ のブログ

はじめまして
ヤフーブログから引っ越してきました。
これからどうぞよろしくお願いします!

イメージ 1
しばらく前からBXのエンジンが不調で困っている件の続きである。
 
前回はO2センサのチェックを行った。
 
O2センサヒーターの抵抗値を確認し、センサ起電力の測定も行ったが、残念ながら正常動作をしているようである。
 
その後、先だってエアフローメータを交換したので、念のためアイドルCOの測定を行おうと、排気ガステスターのプローブをマフラーに挿すが、排気ガス吸入ポンプがたまにしか作動していないようで測定中止。
 
後日排気ガステスターの修理が完了したので、改めてアイドルCOの測定を行うことに。
 
まず、O2センサーのコネクタをつけたままで、エンジンをかけ様子をみる。
 
すると、数分後に「ボボボッ」が発生。
 
ここで、O2センサーのコネクタをはずして、空燃比フィードバック制御を解除。
 
マフラー出口にプローブを挿す。
 
測定してみると、表示はCO2.67%であった。
 
但し、この排気ガステスターは最近ゼロセットが効かなくなり、スタンバイ時の表示が0.12%なので、実質COは2.55%となる。
 
先だってCO調整をした後にエアフローメータを別の車のと交換したので、また燃料が濃くなってしまったようだ。
ショップマニュアルによると、COの基準値は0.5%以下となっている。
 
現在の気温では燃料が濃すぎる可能性が高いので、調整することに。
 
イメージ 2
上の写真の赤丸で囲んだ部分、エアフローメータのCO調整スクリューを六角レンチで左に回すと燃料が薄くなる。
 
イメージ 3
表示CO0.61%、実質CO0.49%まで絞った。
 
イメージ 4
調整が終わったら、O2センサーのコネクタを元通りに接続してもう一度測定する。
 
表示CO0.22%、実質CO0.10%といい感じである。
 
作業は終了したが、いったんエンジンを冷ます必要があるので、試運転は改めて行うことに。
 
ちなみに、作業中排気ガステスターの排気ガス吸入ポンプは一度も停まらなかったので、そちらの方の障害は完治したようである。
 
続く
 
 
※BXとは主に通勤や買い物で日常的に使用している、'90年式シトロエンBX19TRiのこと