8月3日土曜日、第1回子育てセミナーを開催しました
講師は 「かねとうみらい塾」 代表 金藤友香理さんです
金藤さんは、ご自身のアレルギーのアナフィラキシーショックで難病を発症。
何度も生死を彷徨う体験、ご自身の子どもの死産、障害児の子育てにより
和食をベースにした食事療法にたどり着き、
現在国内外での講演会や料理教室、子ども食堂やイベントなど勢力的に活動されています。
セミナーでは、ご自身の経験から生きた食で
真の健康を取り戻した実体験と
具体的な調理法を教えていただきました
「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」
「パン」と多くの参加者の方が答えていました。
そのパン大丈夫
元パン職人の金藤さんがご自身の経験から学ばれたことを語ってくれました。
《私たちの体は自分の食べたものでできている》
現在私たちが口にしている食べ物の中にはたくさんの食品添加物が含まれています。
ペットボトルの飲み物には腐らないようにと防腐剤、
食べ物の見た目をよくするために発色剤
きれいな色を付けるために着色料…などなど
聞けばき聞くほど参加者も驚くばかり
こ、こわい・・・・
そんな体に解毒食材
アブラナ科のブロッコリー、小松菜、青梗菜、キャベツなどは抗酸化の高いお野菜です。
そしておすすめ解毒食材は
・大根(おろし)
・舞茸(焼く)
・しじみ(お汁)
野菜には「酵素」が含まれていて
「酵素」を残したままうまく食事に取り入れていくことが大切だということを教えていただきました。
講話の後は、試食の時間です
野菜から生きた酵素を引き出すところを見せてくれました
切っただけの生のオクラをボウルに入れ、
シューシュー沸騰したお湯を入れます。
「ここからは、まばたき厳禁ですよ~」と言われ
みんな食い入るように見ているとオクラがキラキラ光りだしました。
「はい!今!これが酵素です」と教えてくれました。
「おお~」と驚きの声があがりました
ちなみにお湯に浸ける時間は酵素を残すために15~20秒くらいがいいようです。
お湯を切ったオクラはタッパーに入れて冷蔵庫で保存すれば2~3日もつそうです。
そして煮干しでとった出汁を入れたコップの中にオクラを入れます。
その中に味噌を丸めた「味噌玉」を入れて溶かします。
味噌をしっかり溶いて飲みました
味噌玉
この時は紙コップで一人分10gでした。
味噌は火を通しすぎないほうがいいんですって
酵素を壊さず、生きた麹菌をそのまま摂ることができるんです
「ええ~ ウチ グツグツしよるわ~
」
とみんな驚いていました。
お味の方は・・・子どもたちも大満足のおいしさ
オクラが苦手だった職員も
「あ、食べられた(笑)」
野菜も調理の仕方でおいしさも味も変わっていくんですね
オクラの粘りでとろっとしたお味噌汁。
オクラも酵素のおかげで色鮮やかなままです。
「うわ~~すっごく美味しい
」
これなら忙しい朝も手軽にお味噌汁が飲めますね
もうひとつ試食
鶏むね肉を塩こうじを付けて蒸したもの。
蒸したときに出た鶏肉のスープも一緒に食べましたよ
「うわ~おいし~」
「これ、本当に蒸しただけ」
次に こめ油・豆乳・酢で手作りマヨネーズを作りました
豆乳→こめ油→酢の順番に入れてシャカシャカ振ってね
ささっと作れて体に良い最高ですね
最後には皆さんの質問コーナー
ご家庭での悩みを相談されたり、豆乳のおやつの作り方などを聞かれていました
参加した保護者の方からは
「参加して良かったです!とても為になりました!」
「さっそく 作ってみようと思います」などの声が聞かれました
すべてを実践していくのは難しいことですが
何かひとつでも取り入れていくことで健康に過ごせたらいいなと思います
保育園でも
米粉うどんの導入、もち麦や十八穀米を使ったご飯やおやつを取り入れています。
これからを生きる子どもたちの心身ともにすこやかな成長を考えていきたいですね。
「食べること」は「生きること」
とても楽しく学ぶことができました