人生に傾聴を!
こんにちは、遠藤さおりです。
相手のネガティブ発言を聞くと
思わず
ポジティブに持っていこうとすることって
ないですか?
こういう時って
話を聞くときに
結構
疲れるんですよね。
例えば
思春期の子どもが
「毎日つまんない」
「学校行きたくねー」
「マジだるい」
とか。
老いた母が
「何も楽しいことなんかない」
「もう先も短いから」
「どうせ生きててもしょうがない」
とか。
こういうネガティブな言葉を聞くと
つい
「なんとかしてあげなきゃ」
「元気づけなきゃ」
「そんなこと言わないでちゃんとしてよ」
と気持ちが湧いてきて
ポジティブな言葉をかけようとするんですよね。
けれど
結局反発で返ってきて
するとイライラもするし
ぐったりもしますよね。
私たちは
無意識のうちに
バランスを取ろうとします。
相手がネガティブなら
こちらはポジティブになって
バランスを取ろうとするのです。
ネガティブは悪いもの
ポジティブが良いもの
と思っていると
自動的に反応してしまうわけです。
けれど
感情に良い悪いはなくて
ただ「あるもの」なんですよね。
ネガティブな発言って
その人の中から出てきているもの。
その人の心の声の場合も
あるわけです。
なので
傾聴するときは
そのまま受けとめます。
「学校つまんないんだね」
「そう思う時もあるよね」
「生きててもしょうがないと思うんだね」
ネガティブな感情を
人から理解してもらえると
受け入れられた!
と思って安心するんですね。
安心すると
自分からポジティブな思いに
なっていくものなのです。
ネガティブな発言を聞いて
元気づけなきゃ
前向きにさせなきゃ
と
相手を変えようと頑張ると
労力がいるので疲れます。
傾聴でそのままの思いを
共感で受けとめる。
一度試してみてくださいね。
相手の反応が違ってくるかも。
そんな感じで、また。
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8月9日(土)大阪天満橋
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