人生に傾聴を!
こんにちは、遠藤さおりです。
傾聴するということで
相手の話を聴いている時に
自分の気持ちは抑えよう
自分の意見は言わないようにしよう
とする人がいます。
それだと
残念ながら
傾聴が苦行になってしまいます。
そして
自分の気持ちを抑えよう
言うのを抑えよう
とすると
そのことに意識がいってしまいます。
結局
相手の話しを聞いているようで
相手の本当にいいたいことを
聞いていなかったりするんですよね。
なので
聞いているときの自分の気持ちを
抑えるのではなくて
ちゃんと自分で分かっておきます。
そそのうえで
目の前で話をしている人の思いや感じているものはなんだろう
と意識を向けていくのです。
ここは
傾聴の練習のしどころです。
相手に対して
気持ちのワードをくり返して
共感を伝えたり
相手の思っていることや感じていることを
短くまとめて
伝え返して確認をとったり
気持ちを尋ねる質問をして
相手の思いの明確化をします。
なので
傾聴のプロがやっていることを
外側でみていると
結構喋っています。
喋っているようにみえるのです。
なんでもかんでも
好きに喋っているわけではなくて
先ほどの
「気持ちのワードのくり返し」
「伝え返し」
「質問」など
技術を用いながら
話し手の思いを聴いているのです。
それがスムーズに
自然に出来るようになるのは
時間がかかりますが
練習すれば体得できるんです。
なので
あえて言えば
自分の気持ちを抑えている暇はないのです。
そして
抑えようとしていた自分の気持ちが
実は大事な関わりポイントだったりするのです。
長々書きましたが
もし自分の気持ちを抑えようとか
自分の意見を言わないようにしようとか
になると
ただ苦しくなるだけですので
それはおススメしません。
傾聴の聴き方を知ると
決して自分の気持ちを抑えながら
聞いているのではない
ということが
実感できると思います。
ぜひ傾聴1日講座で
我慢ではない傾聴を学んでみてくださいね。
そんな感じで、また。
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8月9日(土)大阪天満橋
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