人生に傾聴を！
こんにちは、遠藤さおりです。
「相手の本音を引き出したいんです」
ということで
傾聴を学びに来てくださる方も
いらっしゃいます。
部下やスタッフの本音。
お客さまの本音。
子どもの本音。
彼の本音。
傾聴は
本音を引き出すテクニックと
思っていらっしゃる人も多いんです。
確かに
一般的な会話よりも
傾聴だと
本音が聞けることも多々あります。
ただ
ここで気にしたいのが
傾聴のテクニックが
本音を引き出したわけではないということ。
人が
本音を話したくなるときって
どんな時でしょう。
わたしの場合は
自分のことを
そのまま分かってくれたときです。
何を話しても否定されず
安心を感じたとき。
そんな聴き方が
傾聴なんです。
なので
しっかり傾聴していたら
本音を話したくなるものなのですね。
人のこころは敏感で
テクニックで本音を引き出そうとすると
相手には
本音を引き出されようとしているのが
伝わるのです。
（反対に、相手になんか引き出されようというのを感じたことって、ありますよね）
なので
傾聴する人ができることは
相手のそのままを分かろうと話を聴く。
相手の思いや感じているものを
否定やジャッジしないで
まず受けとめる。
と言うことです。
そのための傾聴です。
傾聴をしっかりしていたら
相手が本音を話したくなった。
本音は引き出されるものではなく
自ら話したくなるものだよ。
そんな感じで、また。
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