仕事も暮らしも、自分の力で築き上げてきた。

好きなものに囲まれ、気の合う仲間もいる。 

それなのに、満たされているはずの日常のふとした瞬間に、

胸の奥がぎゅっと切なくなる。——そんな瞬間はありませんか。

公園で親子連れを見かけたとき。

SNSで友人の出産やマイホームの報告を見たとき。 

それは「私にはあれがない」という“ないものねだり”でしょうか。

いえ、その切なさや、どこか満たされない感情は、

あなたが「今の自分」と「これからの人生」について、

本気で考え始めている証拠です。

そして、その揺れこそが、あなたが本当に大切にしたい

「未来のあり方」をそっと教えてくれているのかもしれません。

満たされているのに、なぜか切なくなるとき

先日、勉強会で出会った同世代の彼女は、

都内でバリバリと働くキャリア女性です。

 仕事は順調、休日は好きなカフェで過ごし、

インプットのための学びにも熱心。

自由で、恵まれていると感じているそうです。

 

けれど、「ある休日、公園で小さな子どもと

楽しそうに遊ぶ親子を見かけた瞬間、胸の奥がぎゅっとした。」

「私は私の人生を生きているはずなのに、

どうしてこんな気持ちになるんだろう」と、苦笑いしていました。

 

私にも身に覚えがあります。
SNSで友人の出産報告を見たとき。
高校の同級生からの年賀状を見たとき。心が少し揺れる。
嬉しいけど、なぜか少し切ない気持ち。

この「心の揺れ」は、どこからやってくるのでしょう。
「私には足りないものがある」というサインなのか。
それとも、心が何かを伝えようとしているのか。

 

“ないものねだり”は悪いことじゃない

私たちは、「比べること=悪いこと」と思いがちです。
でも、本当は比べることによって、
自分の価値観や願いが“輪郭をもって見えてくる”こともあります。

たとえば、家族を見て心が動くのは、
「自分も家庭がほしい」というより、
「誰かと笑い合う安心感」や

「心が通い合うぬくもり」を求めているからかもしれません。

それは、“形”の話ではなく、“心”の話です。
比べた瞬間に生まれる切なさやざわつきは、
「あなたにとって大切なものが、そこにあるよ」と教えてくれるサインなのです。

欲しかったのは“形”ではなく、“心”だった

誰かと比べるたびに、「私にはあれがない」と思ってしまう。
でも、本当は“あれ”がほしいのではなく、
“それを通して感じられる何か”を求めています。

たとえば、
家庭を持つことよりも、支え合う安心感が欲しい。
キャリアアップよりも、自分らしさを認められる誇りを感じたい。
経済的な余裕よりも、心にゆとりを持てる時間を大切にしたい。

私たちは、他人を通して「自分の願いのかけら」を見ているのだと思います。
それを奪い合う必要も、恥じる必要もない。
むしろその気づきが、
「どんな自分でありたいか」を見つけるための目印になります。

 

“いまの自分”を認めたとき、未来が動き出す

比べることで落ち込んだり、未来に不安を感じたりするのは、

決して悪いことではありません。

それは、あなたが「現状維持」ではなく、

「より自分らしく、豊かに生きたい」と成長を望んでいる証です。

いまの自分を否定せず、

「よくここまで頑張ってきたね」と受け止めた上で、

モヤモヤを具体的な未来の指針に変えていきましょう。

不安を抱えたまま立ち止まるのではなく、

自分の価値観や求める安心感を明確にし、

そこに向かうための小さな一歩を踏み出す。

その一歩こそが、

あなたが“これからの人生をどう生きたいか”を教えてくれる、

とても大切なスタートラインになります。

 

30年分の幸せを本気で設計する

いま感じている「このままでいいのかな」という思いを、
未来への指針に変えていくきっかけを用意しました。
「30年分の幸せを本気で設計する」ワークショップです。

ありがたいことに、多くの方にご関心いただき、

当初の募集は満席となりました。 

しかし、「申し込みたかったのに、期限を過ぎてしまった」

「この記事を読んで、どうしても参加したくなった」という

熱いお声を数件いただきました。

そこで、本日より3日間限定で、先着5名様のみ

追加でご参加枠を設けることにいたしました。

 

「このモヤモヤを、未来への行動に変えたい」と感じた方は、

この貴重な機会をぜひご利用ください。 

詳細・お申し込みは、以下のバナーからご覧いただけます。 

ご興味のある方は、お早めにお申し込みくださいね。

 

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ごきげんよう♪
RAKU fellowのおおもりめぐみこともぐ子です。
「行動したいのに、なかなか動けない」
そう感じたこと、ありませんか?やる気がないわけじゃない。でも、時間やお金、周りの目、そして“失敗したくない”という気持ちが重なって、
一歩を踏み出すことが怖くなる。そんな時「やっぱり私は…」と自分を責めますよね?
でも、動けないのは意志が弱いからではありません。それはただ、「未来がまだぼんやりしている」だけなんです。
あなたが今、やりたいことはあるのに動けないなら今すぐできる”未来の理想の自分ごっこ”をしてみてください。その時感じるワクワクエネルギーは、あなたをどんどん動かしてくれますよ。

 理想の自分ならどんな選択をする?

たとえば、理想の未来を叶えたあなたなら、どんなランチを食べてますか?

時間に追われてコンビニで済ませる姿ではなく、
「今日はこれが食べたい」と、自分の気持ちを優先しているのではないでしょうか?
だったら今、周りと違っても、プラス料金がかかっても、”食べたいランチ”を選んでみる。
または、「未来の私は、自分の感情を大切にしている」そう思うなら、今すぐ“自分のためだけの旅”をしてみてください。前から気になっていた街を訪れるだけ、家の近所を散歩でもかまいません。誰かのためではなく、自分の心を満たすための時間を過ごすことで自分の感情と向き合えます。そんな“小さな未来の先取り”の積み重ねが、未来の自分への信頼を少しずつ育てる行動でもあるんです。

 まずは真似して体感することから


まずは、「未来の自分がやっているであろうこと」を、今の自分が少しだけ真似してみること。
この“ごっこ”くらいの軽さが大切です。
私たちはつい、「今の延長線上に未来がある」と考えがちですが、本当は逆で、未来を思い描くからこそ、今が見えてくる。”未来から今へ時間は流れてくる”という話を聞いたことはありませんか?
私は実際この考え方に出会って、ラクに生きれるようになりました。

 未来の自分ごっこのポイント

“理想の未来の自分ごっこ”をする時には、現実的な出来る出来ないは別にして、「理想の未来の私はこう生きている」(といいなぁ)と思う姿を、少しだけ先取りしてみてください。
たとえば未来のあなたが、
・無理なく日々穏やかに笑っている
・他人の目を気にせず自分の好きな服を着ている
・心地よい人たちと働いている
そんな姿なら、今日できることはなんでしょう?
理想の未来の自分ごっこは、行動できない自分を責める代わりに、優しく前へ進むためのエネルギー源となります。この行動の積み重ねが自分への自信にもつながるのです。

 “やってみる”は自分を信じること


ほんの少しの“ごっこ”から、あなたの未来は、静かに動き出します。これなら真似できる!を見つけたら軽く一歩踏み出してみてください。”怖いけどやってみる”は自分を信じられないとできません。だからこそやる意味があると、私自身実感しています。(元々わたしはごっこ遊びが好きですけどね)
今月ラクアカでは、そんな「未来の自分ごっこ」をリアルに体験できるワークショップをご用意してます。現在25名様満員御礼!なんですが…リクエストにより増席を検討しています。


未来を描く時間を、一緒に楽しみませんか?
追加募集開始は市川やすこメルマガよりお知らせしますので、逃さないようお待ちください👇


本日も最後まで見ていただきありがとうございました。


私たちは「早く変わらなきゃ」と思うほど、

最短ルートを探してしまいます。
けれど本当に必要なのは、

スピードではなく、

“自分のペースで進む設計図”を持つことではないでしょうか。

親の「抱っこ」から考えること

先日、「プレーパーク」についてのお話を聞く機会がありました。
プレーパークとは、子どもが自由に、主体的に遊べる場所。
お話してくださったプレーリーダーは、

自分に子どもはいないけれど、

「子どもの成長に関わりたい」という思いから活動を始めた方でした。

印象に残っているのは、“モンキーロープ”という遊びの話です。
木と木の間にロープを渡して、

子どもが自分の力で渡っていく遊びです。
ところが中には、

うまく渡れない我が子を抱っこして、

ロープに乗せてあげようとする親もいるそうです。
そのときプレーリーダーが言った言葉が忘れられません。


「子どもは、危険を感じながらも自分で挑戦する過程で学んでいる。

抱っこしてしまうと、その試行錯誤の機会を奪ってしまうんです。」

私はその話を聞きながら、

「大人も同じだな」と思いました。

↑開催準備をする、つづみです

 

“抱っこ”を求めてしまう私たち

「もっと自分らしく働きたい」

「新しいことを始めたい」
そう思って動き出すとき、

私たちはつい“最短ルート”や“正解”を探してしまいます。

けれど、誰かに抱っこされるように一気に運んでもらうような方法は、

実はとても危ういのです。


宝くじのような一発逆転も、

白馬の王子様のような救世主も、

もしやってきたとしても、

自分で考え、失敗しながら得る力が育っていなければ、

すぐに崩れてしまいます。

 

ここ数年、電子書籍の特集やランキングでも

“復讐”系の作品が目立つ場面が増えてきました。
裏切られた主人公が力をつけ、

敵を倒してスカッとする。

そんなストーリーに共感が集まるのは、

多くの人が「報われたい」「一気にすっきりしたい」という思いを

抱えているからかもしれません。

けれど、本当に望んでいるのは復讐そのものではなく、
「誰かに自分の悔しさや理不尽さを理解してほしい」という

感情ではないでしょうか。
“スカッと変わりたい”という願いがあふれる時代に、
私たちはつい、ゆっくり変容する力を

忘れてしまっているのかもしれません。

 

変化は「計画→実行→振り返り→修正」の中にある

私がラクアカで学び、そして実践してきたのは、

「計画→実行→振り返り→修正」のサイクルを回すことです。
いわゆるPDCA
(Plan–Do–Check–Act)ですね。
もともとは企業の業務改善の考え方ですが、

実は個人のキャリアや人生設計にも応用できます。


計画し、動き、振り返って修正する。

そのサイクルを自分のペースで繰り返すことが、

結果的に大きな成長につながっていきます。

 

よく考えると、このサイクルは

子どもがモンキーロープに挑戦するときと同じです。
「どう渡ろうか」と考え(計画)、

とりあえずやってみて(実行)、

落ちたり滑ったりしながら「ここが難しい」と気づき(振り返り)、

次は足の置き方を変える(修正)。
つまり、子どもも遊びの中で自分なりのPDCAを回しているんです。
誰かに抱っこしてもらうより、自分の手足で試して学ぶ。

その経験が、次の挑戦を支える力になる。


それは大人になっても変わりません。

 

私自身、介護の仕事からクリエイティブの世界に移るとき、

このサイクルを意識することで前に進むことができました。


最初は、頼まれて描いた似顔絵からスタートしました。
フィードバックをいただいて、

「この部分が好まれて、ここは好まれないのか」

「次は別の表現をしてみよう」と微修正を重ねています。
大きな成果はすぐには出ませんでしたが、

その試行錯誤こそが次につながる“自分の足腰”をつくってくれました。

 

スピード勝負だけが大事なのではありません。
焦るより、設計して自分なりに一歩ずつ進むこと。
それが、遠回りに見えて実はいちばん確かなルートです。

↑つづみによる、開催報告グラレポ。似顔絵の技術も上がりました!

 

焦りのループを抜け出すために

焦りを感じたときこそ、「小さく動く」ことを意識してみてください。
完璧な計画や大きな目標よりも、「今の私にできる一歩」が大切です。
それは、紙に3行だけ書くことからでも構いません。

 

1)今週の“15分でできる小さな行動”
2)終えたあとに感じたこと(楽しかった/疲れた/もっとやりたい)
3)次に試したい修正点

 

それだけで、意識は「焦り」から「観察」に切り替わります。
焦って変化を掴みにいくものではなく、
試行錯誤を繰り返すうちに、私たちは少しずつ変容しているのです。

 

焦らずに進む人が、いちばん遠くへ行く

もし今、「変わりたい」と思っているのに動けないと感じているなら、
それはきっと、“抱っこされて渡りたい気持ち”がまだ残っているだけです。
自分のペースで、地面に足をつけて渡っていけばいいのです。
焦らずに進む人が、いちばん遠くへ行けます。

30年分の幸せを本気で設計する|1dayワークショップ

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お陰様で満員御礼となりました。
たくさんのお申し込みをありがとうございました。
間に合わなかった、申し込みたかったというお声もいただいております。
現在、リクエストにお応えして追加枠を検討中です。

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メルマガ登録してお待ちくださいね。


あなたとお会いできること、楽しみにしています。