三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2025」で
大賞に選ばれたのは「ビジュ」でした。
SNSから生まれた言葉ではありますが、
単なる“映える外見”だけの話ではありません。
今回大賞に選ばれた理由を見ると、
ビジュという言葉が その人の世界観や雰囲気、
佇まいまで含めた“外側の総合表現” として
扱われていることがわかります。
そして、この“外側の表現”が、
いま多くの人の関心を集めています。
それは言い換えると、
「外見はその人の内面の延長線上」
という考え方が、時代的に強まっているからなのだと思います。
外見と内面は、もう切り離せない
なぜ「ビジュ」がここまで注目されるのでしょうか。
その背景には、私たちが
“印象で判断されるスピード”の中で
生きていることがあります。
オンライン会議、SNS、プロフィール写真。
表情や佇まいなどの外側の要素は、
一瞬でその人のイメージを形づくります。
とはいえ、外側だけを整えても、
本質が伴わなければどこか不自然になります。
外側に出る言葉や雰囲気は、
すべて 内側の価値観や感情 の影響を受けているからです。
言葉には２つの種類がある
この点について、梅田悟司さんの『言葉にできるは武器になる』には、
印象的な考え方が紹介されています。
それは、言葉には
「外に向かう言葉」と「内なる言葉」２種類があるということです。
・外に向かう言葉 … 人に伝えるための言葉
・内なる言葉 … 思考を深めるための言葉
外側の言葉だけをいくら磨いても、
内側の言葉（＝自分の軸）が整っていなければ、
言語化はうまくいかない。
これは“ビジュ”にも驚くほどそのまま当てはまります。
外見（ビジュ）＝外に出る表現
内面（価値観）＝内なる言葉
外見と内面は矛盾なくつながることで、
初めて“その人らしさ”が立ち上がります。
40代女性が「外見を整えたい」と感じる理由
ラクアカに来てくださる40代女性からは、
こんな声をよく聞きます。
「鏡を見て、なんとなく違和感を覚える」
「今のままでいいのかな？とふと揺れる」
「外見を少し変えたい気持ちはあるけれど、
何を基準に選んだらいいかわからない」
これは、外側の問題ではなく、
内側が揺らぎ始めているサインです。
生き方を見直す時期に入ると、
外見も自然と“いまの自分に合う形”へ更新したくなるもの。
だからこそ、外側の変化は
内側を整えることから始まる のだと思います。
WATASHIスタイル構築が大切にしていること
ラクアカの「WATASHIスタイル構築」講座では、
外見だけに焦点を当てるのではなく、
まず 言語化のワーク を行います。
たとえば、こんな質問から始めます。
・どんな雰囲気が好き？
・どんな自分でいられたら嬉しい？
・どんなお洋服・スタイルが心地良い？
一見外見の話のようですが、実はこれらを通して、
“自分が大切にしている価値観”が浮かび上がってきます。
好きな雰囲気、心地よさ、嬉しいと感じる自分——
これらはすべて、自分の価値観の延長線上にあります。
そして内側が整いはじめると、
服装・色・佇まい・雰囲気といった
“外側の表現（ビジュ）”も揃いはじめます。
そのため受講生の変化は、単なるファッションの変化ではなく、
「佇まいが変わった」
「雰囲気が柔らかくなった」
「その人らしさが自然と出てきた」
と表現されることが多いのです。
昨年の「言語化」から、今年の「ビジュ」へ
昨年の新語大賞は「言語化」。
そして今年は「ビジュ」。
この流れを見ていると、社会が求めているテーマが、とてもはっきり見えてきます。
内面（言語化）を整え、外面（ビジュ）で表現するという流れ。
これはまさに、ラクアカが大切にしている学びそのものです。
言語化ワークを体験できる、ラクアカオープンキャンパス
ちょうど今週末、ラクアカではオープンキャンパスを開催します。
当日は、
自分らしさを紡ぐ言語化講座&ラクアカ3期の説明会 を行います。
言葉にならなかった違和感やモヤモヤを
丁寧に言語化していくことで、
・自分の世界の見え方
・感じ方のクセ
・本当は何を望んでいるのか
こうした“内側の声”に気づくことができます。
さらに、
・モヤモヤした感情を見つける
・その感情を言葉にしていく
・誰かに伝わる文章へと軽く整える
・実際の受講生の作品に触れる
といったプロセスも、一緒に体験していただけます。
初めての方も、以前来られた方も、
きっと今の自分にしっくりくる気づきがあるはずです。
オンラインで気軽に参加できますので、
ご都合が合いましたら、ぜひ遊びに来てくださいね。
※明日開催のため、
お申し込みは【本日23:59まで】とさせていただきます。
ご検討中の方は、お早めにお手続きくださいね。
