10月22日午前9時20分
和君が旅立ちました
もうすぐ9歳になるはずだったのに
和君は雨の中ベターと腹ばいになった状態で保護しました
500グラムで全く立てませんでした
腹ばいの状態でずってうちまで来たのでしょう
あちこちに擦れた跡がありました
育さんとの初対面
このころやっと よちよちと歩くことができるようになりました
歯はきれいに生えそろっていました
(3か月くらいだろうと言われました)
危機を乗り越えて大きくなって でも、それは
突然やってきました
17日の月曜日
3種混合のワクチンの日でした
今までずっとワクチンを打って何事もなかったので
私は高をくくってました
その日は元気にご飯も食べて変わりありませんでした
次の日の明け方
嘔吐しました
元々、よく毛玉を吐く子だったんですが
ワクチンの副作用かと思い病院に連れて行きました
吐き気止めの注射をうってもらいましたが
収まりません ご飯も食べません
このころはまだウロウロしていました
次の日 又、病院に行きました
そこで今まで思ってもいなかった事実を知ることになります
和君の腎臓は 一つしかありませんでした
もう一つは生まれつき萎縮して 機能していないとのこと
下された診断は 急性腎不全
元々一つで頑張っていた いた腎臓がワクチンの接種で
耐えられなくなったんだろうとの推測
腎臓の機能すべて、カリウムどれも数値を振り切っていました
おしっこがでないので 尿毒症になっていて
いついってもおかしくないと言われました
先生は できる限りの可能性を探ってくれました
おしっこがでるようにいろんな方法で点滴をしました
坂道ころげるように あんなに な~~な~~とうるさかった子が うつろになってきました
私たちは 助からないなら家で過ごさせてあげようと
決め 一番きつかった吐き気が収まる注射を選択し
あとは 家で過ごしました
診断が下りてから2日後 旅立ちました
19日の水曜日まで すりすりしていた子が
いきなりいなくなりました
まだ、たくさん日々をすごしたかったのに
胸が痛いです
午後に 和君の身体とはお別れです
楽をなくしたとき 猫を飼っている友人から
動物は 人間のためにたくさん頑張ったから
死んだら 仏さまがすぐに 魂をつれていってくださるから
身体を見て悲しまないでと言われました
わかっている わかっている でも
もれてはいけない私の心の声が叫ぶ
なんでやねん
おとうちゃん 69歳
私 63歳
カール 30歳
亀 2匹 18歳
育さん もうすぐ10歳
和君 もうすぐ9歳
なんで一番若い和くんを連れていく
神様、仏様 なんておらんのとちゃうん