6月3日、日曜日。

待ってましたのよい天気。

早起きして家事をさっさと済ませ、予定より少し早めに家を出て。

 

人生初の特急ひたちに、始発の品川から乗車。

きれいな車内で人も少なく、超快適。

林部さんのファンにならなければ、多分生きている間に一度も乗らないで終わったかもしれない。

じーん。

 

静かな車内に温かな日差し。

上野を過ぎたあたりからうとうと。

ふと目を覚ますと高層ビルがなくなっていて、田植えを終えた水田にシラサギの群れ、オオハクチョウのつがい、葛が原…

関東平野はどこまでも平らだなぁ。

 

うとうと、ふっを繰り返しているうちに、人生初の日立駅に到着。

広くてきれいな駅!

こんなに海が近いとは。

改札を抜けて右手に折れると、

ガラス張りのカフェテラス。

立ち寄るつもりで来たけれど、満員の店内と同じくらいたくさんの人がお店の外のベンチで待っている状態。

これはムリね。

せめて、カウンターからの風景と同じ写真をと、記念撮影。

何人ものfamさんが載せているけど、この日の日立の海は本当にきれいだった。

 

コンビニでスタバの甘いコーヒーとハムサンドを買って下の階へ。

カフェテラスの真下、吹き抜けの所にもベンチがあって、こちらは人がほとんどいない。

海の色に少し白を足したような青空、ザブンザブンと波音は絶えず、日陰のベンチには肌寒いほど涼しい風がそよぎ続ける。

ガラス越しでない海を全身で感じながら、ああ、ここはいいねと腰をおろす。

 

林部さんはあのカフェテラスに何度か足を運ばれたそうで、だったら無理しても待てばよかったと思ったのは後のこと。

海風に当たることなどめったにないから、潮の香りが苦しくなるまで休憩した。

 

さて。日立市民会館へ。

駅では、数人の集団が、部活帰りの男子高校生に「日立市民会館へはどうやって行くのですか?」と尋ねている。

高校生は背伸びをするように指をさして、「そこの横断歩道を渡って、二つ目の信号を…」と、とても丁寧に優しく、繰り返し説明している。

こういう若者が育つ町なら、日立は住みやすいに違いない。

 

歩いて15分とあったけれど、汗をかかないよう、強い日差しが目に突き刺さるのを感じながら、ゆっくり10分歩いたら着いてしまった。

ジリジリと照り付ける日差しをさけて、多くの人が日陰で待っている。

開場まであと5分。

駐車場整理で日差しは慣れている。大宮と違って入場待ちの列が短いから、平気よと並んだ途端に、5分早い開場になった。

外は暑いでしょうとの思いやりですね。

 

まっすぐ2階席へ。

ガラガラのトイレもありがたい。

強い角度のついた2階席からは、前の人を気にせずに舞台の林部さんを見ることができる。

スピーカーに対しては少し右寄りだけれど、広いホールを反響したあとの音が聞こえるはずで、これもいい。

足元が少し狭くて窮屈ではあったけれど、問題なし!

 

 

と、丁寧に書くのはここまで。

まだまだ続くツアーだから、ここから先は秘密です。

 

でも…

 

オープニングから3曲目。

あれはものすごくイイと思いませんか?

セカンドアルバムにはぜひ入れてほしいなぁ。

サビの、音譜○ー、○○な○○ー音譜という、「な」がもう、たまらなく好き。

何度も出てくるから、身を乗り出して耳を傾けて「な」の発音と響きを聴いてしまう。

本当に、ステキ。

 

それから、滑らかでセクシーなステップが加わったあのオリジナル曲も、

セカンドアルバム当確でしょ?!

あれもいいと思いません?

 

そして。

バンドの皆様もホントに素敵だと思いませんか?

 

バイオリンの三井大生さん。

すっかりおなじみですが、バイオリニストから、だんだん絵描きさんに見えてきて、毎回スタートからファッションチェックしちゃう。

なぜかしら、クールなオーラが漂う頭脳派の印象がまたいいのよ。

 

それから、パーカッションの斎藤たかしさん。

他のドラマーがどうやってドラムをたたくのか、そんなに見たことがあるわけではないのです。

が、林部さんのコンサートで観る斎藤さんの演奏は、ドラムを本当に優しくたたく。

他のドラマーさんだとドラムさんが「イテ、イテテ!キャー!」と叫ぶようなところ、斎藤さんだと「うふ、ウフフフ。もっとたたいて~!」とドラムさんが微笑んでいるみたいな気がして。

スティックを持つしなやかな手首の動きは、舞を舞うように軽やかで美しい。

間奏などでドラムが引き立つ時があると、つい目が浮気して、林部さんではなく斎藤さんをみつめてしまったり…

 

そうして、バンドマスターの安倍潤さん。

私は、一度でいいから安倍さんが微笑むところを見てみたいの!

でも、今のところ、一度もない。

いつもポーカーフェイスで、面白い場面でもピクリともしてくださらない。

それがまた可笑しくて、林部さんだけ見ていたいのに、ついついこちらにも目が浮気をしてしまう。

 

ギターもベースもすごいのよね。

照明も映像もすごい。

 

そうして、林部さんの歌は、毎回違う響きをする。

このコンサートを逃したら、今日の「この歌」は聞けなかった。

そんな思いに駆られる。

曲目は同じかもしれないけれど、林部さんには毎回「一期一会」を感じる。

たくさんのスペシャルな人たちと、スペシャルな林部さんが織りなす軌跡と奇跡。

 

林部さんの歌い手としてのキャリアから考えたら、今のこの時は「序章」になるのでしょう。

序章がこうなら、この先どうなる?

 

 

次は7月1日の藤岡みかぼみらい館へ参ります。

1か月、日立の感激をエネルギーに過ごしましょう。