DIYで耐震6 縁側の内壁 | 古家をDIYで超高性能へ

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初めましての方は、

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DIYで耐震改修編は、

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          ☆          ☆          ☆

 

前回は、押入れを解体して耐震補強しました。

 

 

 

縁側は大きな窓でした。

 

10年ほど前に手抜き工務店に依頼して耐震改修した際に一回り小さくしなりました。

 

耐力壁を増やすためです。

 

欄間窓のある4間窓が、ビフォー。

 

 

窓と外壁をすべて取り払ってスケルトンに。

 

 

1間分の窓を閉ざして耐力壁に変えた、アフター。

 

外壁は自作です。

 

 

外壁は自分で工事したから手抜きはありませんが、内部は手抜き工務店の仕事ですから必ずや手抜きがあります。

 

内壁を剥がしたら、やっぱりありました。

 

 

断熱材のグラスウールがスカスカです。

 

気密シートもありません。

 

 

スカスカだったグラスウールはすべて撤去して、カネライトフォーム30mmの三層断熱に増強します。

 

 

耐震補強しようと現状の耐震金物を点検したら、なんと筋交いプレートを取り付けるボルトがありません。

 

穴だけあけて止めてしまってあります。

 

 

やりかけたけれど面倒だからやめてしまった。

 

すごい手抜きです。

 

 

両筋交ともにボルトがありません。

 

 

柱脚金物で柱と土台を強硬に固定しました。

 

 

柱頭金物の取り付けは高難度でした。

 

ロングシャフトの長さに鴨居があったので、鴨居に穴を開けて作業スペースを確保しました。

 

 

鴨居にあけた穴は断熱材を充填するので隠れます。

 

 

手抜きされていた筋交いプレートは無視して新たに筋交い金物を追加しました。

 

もちろん左右ともに。

 

 

手抜き工務店による耐震偽装は、あらゆるところに潜んでいることが分かりましたから、耐震部材はすべてやり直す決意が固まりました。

 

つづく。