お正月も初七日を迎えましたが、新年が明けたばかりとはとても思えぬ今日この頃です。
私は大晦日から風邪を引いてしまい、寝正月となっておりました。
大晦日の途中からグダグダグダグダとし、何でこんなにダメ人間になってしまったんだろうと不思議なぐらいでしたが、3日目に漸く体調が回復の兆しを見せ始め、別人になったかのようにシャキシャキと体が動くようになった時に初めて、あぁ、、、風邪を引いていたんだなと分かったというね。
高熱が出なかった為、師走の忙しさも相まってダメ人間と普通の状態にある自分の体の境界線が分からなくなってしまっていたんですね、今思えば。
思い起こせば若い頃、ダメ人間を味わい尽くしたいという欲求にかられたことがあって、体力が続くまで寝ないで永遠とゲームをしていたりだとか、そうしたことばかりを好んでしていた時期がありました。
徹底的なダメ人間になってやろう!こんなに堕落した人間は見たことが無いと思う位の超絶ダメ人間を私は目指したい!
ダメ人間たることを目標に掲げ、ダメ人間をとことんまで追求したからこそ、ダメ人間とそうではない人間の差が解るというものなんです。
あ、ただ、大晦日からお正月にかけて、やらなければならないことに囲まれながら風邪を引いている人間の状態とダメ人間の違いは、今回改めて知ったというところで御座いましょうか。
10代や20代前半の頃は、ko食にも憧れていて、目的地に向かう時に地下鉄の通路に寝ているko食を見ては、一体何を考えているのだろうかとko食の人生に思いを馳せ、話しをしてみたい誘惑にかられて仕方がありませんでしたが、これを断ち切って自分の行かなければならないところに行く、これが日課でした。
結局、今に至るまでko食と話しが出来たことは1度もありませんでしたが、洋服やおにぎりを買って渡したりしたことはありましたね。
劇団ひとりさんの小説『陰日向に咲く』の中に、ホームレスを題材としたものが書かれており、ああ!気持が分かるわぁ!と感激したことがありました。
差別だの何だのとイチイチうるさい現代では、表現に規制がかけられる為、伸び伸びと書くことが出来ないのだろうと思われますが、陰日向に咲くを一読されたら、差別心からこれを書いたのではないということが一目瞭然だと思いますね。
第一、差別的な見方をしている人間が書いたのであれば、面白くなる筈がありませんから。
ただ表現の規制がうるさい為に、本当はもっともっと踏み込んで書くことが出来たのだろうな、表現の規制を相当気にして書かれたのだろうなという痕が読み取れるというのでしょうかねぇ。
うるさすぎる表現の規制が、
◆作家や芸術家を育てられずに萎縮させている原因のひとつではないかと思っているんですよ。
そして公式ハッシュタグの一覧ですが、大晦日にはコレが来ておりました。⬇