僕とニコの話ではないけど、
恋愛についてものすごく
考えさせられて学んだことが
つい最近あった。
片方はその相手のことを
たぶんめちゃくちゃ好きで
だから抑えきれないのか
毎日のように長文で連絡して
相手がしばらくしてから
返事したら即また返事送って
「〇〇さんは自分のタイプだし
もっと仲良くなりたいくらい
好きだから2人で会おう！」と
相手がOKしてくれる前提で
日にちとか会う場所を決めようと
連絡したらその相手に
「申し訳ないけど、今色々
忙しいし恋愛するつもりはない」
と言われて拒否されてしまった
という話がごく身近であって、
過ぎたるは及ばざるが如し
というのはこういうことかな
とつくづく考えてしまった。
僕は育った環境もあって
自己肯定感が元々低いから
(それはそれで恋愛に関して
かなり大変なのも事実やけど)
そんな自信満々に
自分のペースに相手を
巻き込もうとされても
その相手は困るだけよなーって
いくら自分はその人を好きでも
相手がそうではないとか
嫌がられてはなくても
そこまで熱量高く自分を
想ってくれてない時点で
アプローチしまくっても
かえって怖がられて
引かれるだけやないかなって、
自分の恋愛でもどこか冷静に
俯瞰して見てしまうくらいやから
客観的な話になると更に
淡々と分析してしまうんやけど
恋愛するとついついその
客観的にその物事を見るという
ことが難しくなりがちやから
気をつけないとなあと思った。
もし自分に置き換えたら
やっぱり怖いもんな；
知り合いやったとしても
何かで面識程度はあったとしても
恋愛感情がない人に
しょっちゅうしつこく連絡されたり
親密になる気もないのに
会おうとか距離を縮めたい態度を
取られたりしたら、
そういうことがなければ
嫌悪感まではなく知り合いのまま
いたかもしれないような人でも
人の気持ちを無視して
暴走する人なんやな‥と知った時点で
その“知り合いのままいる”のさえ
僕の中では難しくなる。
恋愛に限らず、自分の気持ちや
思いを伝えないといけない場面や
伝えた方がいい場面は確実にある。
あるけど、相手がいることの場合
その相手の立場や状況や気持ち、
考えを無視して自分の都合ばっかりを
押し付けるのはいいとは言えない。
一回その相手に大きいマイナスな
印象を持ってしまうとそこから
「やっぱりこの人いい人やん!!」
「もっと親しくなりたい!!」という
レベルまでのプラスに変わることは
他の人は分からないけど
僕はまずないと思うし。
ニコを本気で大好きやからこそ
勝手に一人で焦って
自分の気持ちを押し付けたり
しないように気をつけようと
ものすごく思った出来事やった。
ニコの言動を見てる限りでは
僕のことを多少は好きなのかな、
僕のことを特別な存在として
見てくれつつあるのかなと
僕の思い過ごしでなければ
感じることもいくつかあるけど、
もしそうやとしても今の時点では
まだ付き合えてるわけでもないし
そこはちゃんとわきまえないと
いけないことやと思うし、
たとえニコが僕に多少なりとも
好意を持ってくれてたとしても
じゃあ何の配慮もなくグイグイ
押せばいいのか？というと
そうではないような気がする。
特に僕は、機能不全家族で
育ってきてるし、ニコに全然
話せてないけど心の病気持ち。
あと、この2つに比べたら
そんなに大きいことではないかも
しれないけど壁なのかもと
思うことがもう1つあるから
いくら大好きでもそうそう簡単に
アクセルばっかり踏み込むわけには
いかないと自分でも分かってるし
そういうことはしないけど、
これまでに人から
「ラケくんはもっと自信を持って
自分を前に押し出していくべき。
自信なさすぎて引いてるのは
もったいないよ」と
言われたこともあって
僕のいざという時にガンガン
いけないところは短所かなとも
それ以来考えてたのが
今回すごく身近に
押しすぎたことで相手に引かれる
という状況を見て
やっぱり僕は今のペースで
慎重に頑張ってて良かったんかも
と思った。
一回引かれたり恐怖感を持たれたら
もうそれまでみたいには
進展に希望は持てないやろうし
あんまり焦りすぎても決して
いいことにはならない気がする。
僕はむしろもっと自信を持って
自分をアピールした方が
いいようにもかなり思えてくるけど
(自分自身でさえ自分に
胸を張れない人がどうやって
どんな顔して“自分といたら
幸せになれるよ”なんて言えるのか
って話やもんなぁ)
身近な話は自分のことを改めて
客観的に見直すきっかけになった。
次いつ会えるか分からない、
ニコが来年以降も今の支社で
働いてるか分からない、
そう考えると
ついつい焦ってしまうけど、
焦りすぎた結果
今あるものまで失くしてしまう
ことにもなりかねない。
だから焦りすぎずに
ニコの様子もじっくり
見ながら頑張っていこうと思う。
★★
