こんにちは!

大人に絵本を読んでいる、絵本セラピストらくちゃんです。

 

つくば市の田舎道をお散歩しながら見つけた自然、大好きな絵本、元気の出た言葉、お気に入りのものなどを、紹介しています。

 

 

今日はおすすめ絵本の紹介です。

 

「世界はこんなに美しい」

 

 

 

 
 
 
 
あらすじ

「いろんな場所へ行ってみたい。世界じゅうを旅したい」
1973 年、バイクに少しの荷物を積むと、アンヌはパリをはなれ、カナダ、アラスカ、日本、インド、アフガニスタン……と心のおもむくままに走りました。
女性がバイクで一人旅をする姿はまだ珍しく、アジアではバイクの故障や不慣れな道案内に大変な思いもしましたが、人びとは優しく、親切で、風景は美しく心を癒してくれました。
「世界は美しい。世界は思いやりにみちている」と体感した、女性の2万キロの旅を美しい絵と言葉で綴っています。
バイクで世界一周をした、初めての女性ジャーナリスト、アンヌ=フランス・ドートヴィルの出会った風景や人びととのほんとうのお話。日本語版には付録として、絵本のモデルとなった旅の様子をドートヴィルが写した写真で紹介するリーフレットをつけている。

出版社ホームページ作品紹介より引用
 
 

現在クラウドファンディング挑戦中の翻訳者、横山和江さんが訳した作品です。

 

前回の「おすすめ絵本」でも横山さん訳の絵本をご紹介しましたが、今回も「大人のごほうび絵本」になりうるボリュームとクオリティーです。

 

前回のブログはこちら。↓↓↓

 

 

 

 

今から50年も前に、若い女性が一人でバイクで世界一周をする。

 

想像できますか?

 

その旅の様子が、落ち着いた色彩の美しい絵とともに語られています。

風景や街並みの美しさだけでなく、人々の親切や子どもたちのかわいらしさも。

 

今では見ることが叶わないアフガニスタンのバーミヤンの仏教遺跡にも、アンヌは一人で行きました。

(2001年タリバンにより破壊されてしまいました)

 

バイクを押して丘を乗り越えながら。

 

いまや、女性でなくても立ち入ることが難しい、外務省から退避勧告の出ている危険地域となっています。

 

今、50年前にアンヌが見てきた世界を、絵本で追体験することで、私たちは何を感じるでしょうか。

 

 
 
 
私は、旅の終盤のページに書かれた次の文章が印象に残っています。
 

世界は美しくあってほしい。

そして、世界は美しかった。

 

人間はよいものであってほしい。

そして、人間はよき人びとだった。

 

 

信じて一歩踏み出すから、見えてくるものがある。

その体験から、さらに想像力が広がっていくのではないでしょうか。

 
 
日本語版に付録としてついているリーフレット。アンヌが旅したルートが地図と写真で見られます。
 
 
 
 
ところで、前回紹介した「地球のことをおしえてあげる」と今回の「世界はこんなに美しい」は、どちらも翻訳者の横山和江さんのサイン入り。
 
つくばの「えほんやなずな」さんで購入しました。
 
 
 
 

今回、横山和江さんのクラウドファンディングをきっかけに、この2冊を続けて読んでみて、ちょっと発見がありました。

 

前回の作品は、「クイン」という男の子が語っていること。

 

 
 
 
今回の作品を紹介するにあたって、奥付(発行年や発行者などを記載しているところ)を見ていたら、謝辞に「クインにも感謝を」の一文が!
 
 

 

翻訳者はどちらも横山和江さんですが、原作の作者も違うし国も違う。

片仮名で「クイン」と書いても、スペルは違うかもしれません。

きっとなんの関係もないただの偶然なのですが、ちょっとシンクロニシティを感じてしまいました。

もしかしたら、何かおもしろいことが起こる予兆かもしれませんね!

 

達成したあかつきには、読書会をやりますので、お楽しみに~。
 

 

 

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