こんにちは!
大人に絵本を読んでいる、絵本セラピストらくちゃんです。
つくば市の田舎道をお散歩しながら見つけた自然、大好きな絵本、元気の出た言葉、お気に入りのものなどを、紹介しています。
今日はおすすめ絵本のご紹介。
「だって春だもん」
あらすじ
木の芽や、水や、動物たち…森のみんなが知っています、まっています。
かならず春がくることを。
美しい写真でつづる絵本。
出版社ホームページ作品紹介より引用
梅の木の下に、頭に花びらを乗っけたふきのとうが出ていました。
この写真絵本にも、ふきのとうの写真があります。
そのページに書かれた言葉。
「ぐんぐん めりり めが ひらく」
と、思わず口に出ていました。
子どもたちにも、見つけてもらいたいな~と思います。
絵本で見たものに、現実世界で出会う。
現実世界で見ていたものを、絵本や図鑑で見つけて、「あ、これ知ってる!」と思う。
この心の動きが、知識と感性を豊かにしてくれるといいます。
これは、物理的に自然界に存在しているものに限らず、感情や人間関係のように、目に見えないものにも応用できるようになるんですね。
だから、本と現実を行き来できる練習をしておくといいと思います。
これ、大人も同じです。
実用書、たとえば「時間術」とか「営業テクニック」の本を読んで、「ふ~ん」と思っただけでは何も変わりません。
現実世界で、やってみる。その手ごたえや自分の感情を知ることが大事。
挫折や失恋の痛みを知っているから、小説などでそういうシーンに感情移入し、涙が出てくる。
豊かな読書体験って、そうやって本と現実を行き来しながら、自分の心を育てていくことではないかと思います。
そして、絵本はそれがやりやすいんです。大人でも。
文章が短く、絵がイメージの世界の想像を助けてくれます。
さらに、大人は自分の価値観や経験を結びつけて、気づきや癒しを得たりします。
最近、「ちょっとディープな大人の絵本読書会」を開催していて、それを痛感しています。
忙しくて、読書の時間が取れない人ほど、一緒に絵本読んでみませんか?