アルスラーン戦記 54 | 大掴ひつじ物語

大掴ひつじ物語

たいへん狭い範囲の非常に分類しにくいうえによく途中で切れている記事置き場

前回からの続き。

3千人の兵士はサクッと片づけ。・・・パルスにちょっと好意的な兵が

いたらしいことを思うとさくっとやりすぎな気もしますが。まあ。
手近な天幕に火をつけて騒いでみせて、ラジェンドラさん達が陣に

近づいたところを取り囲み一網打尽。文字で書けば4行。

またしても地面に転がされるラジェンドラ(新国王)さん。

「懲りないひとなのでちょっとキツ目にお灸をすえます」という

ナルサスの小芝居は以下のとおり。

「せっかく王になったのに、これだけうろうろ出てくるということは実は

国都が居づらいんでしょうから、このまましばらく(2年ほど)パルス国内

観光してもらいましょう。その間はよその国(チュルク:2部で登場)に

国王不在のシンドゥラ国の面倒を見てもらうようにお知らせしますから♪」

・・・このややこしい時期にそんな「お知らせ」をされては、よその国に

とっとと国土その他を持っていかれてしまうわけで。

さすがに震え上がり今度こそ?真剣に詫びをいれるラジェンドラさんに

あらためてきっちり書面で残してもらったのは「金貨5万枚の謝礼」

「向こう3年間国境を侵犯しない」の2点。・・・確か「暦の修正」もあったと

思うけど、もともと今回、その話に触れてなかったし、結局あまりストーリーに

かかわってこないネタだったので割愛された模様。

署名して大慌てで帰ろうとしたラジェンドラさんだが帰りの馬も部下も

いなくなっていた・・・。

しかし一国の王となられた賓客を歩きで帰らせるとは・・。なかなか

ぞんざいな扱いでは・・。まあこれまでにパルス側の被った幾多の

迷惑を考えるといたし方ないとはいえ。たまたま通りかかった人

いて助かったわけだが、ホンマ夜盗とかに遭ったら目もあてられない

ところでした。けっこうヒドイよね・・。

賓客の退場と入れ違いに徒歩でついてくる者がいるというので連れて

くるとジャスワント(*たまたま通りかかって王様に馬を譲った人)。

こちらは「自分はシンドゥラ人なので、ことパルスと戦争になったら

故国について戦うが、アルスラーン殿下に3度命を救われたので

その恩を返すまでは殿下の元で働きます」との口上。「シンドゥラとは

和平を結んだから(当分)戦わない、当座の相手ははルシタニアだ」と

わざわざ馬を下り、彼の手を取った王太子本人から知らされると

「それならなんのためらいもなくそのルシタニアとかいう奴らと戦います」と

ハレバレとしているジャスワントに草生えるwwww。

 

実はジャスワント、国を出る際にサリーマさまからも「ここに居てもいいよ」と

声をかけられていたことが判明。「ガーデーヴィ様も宰相様も守れなかった」

ことを悔やむ彼に、「父のために泣いてくれたその気持ちだけで十分よ」

ねぎらい、「自分の信じる道をお行きなさい」と送り出すなどいい女

過ぎるやろサリーマ様・・・。(惚)

そして「みんないなくなってしまったわね・・・」と寂しげにしかし微笑みつつ

呟く姿も実にお美しいのであった・・。

 

あれこれあってどうやら3ヶ月振りに帰ったらしい王太子ご一行。

「殿下が戻られたぞー」と沸くペシャワール城のになんか長細ーい影が・・。