今日は金沢でのある集会、石川地区信徒大会と言う場で話す機会があった。

滅多にない機会なので、心を込めて話をした。


それは「一日も早い復興をお祈りします」というメッセージが辛いということだ。


能登は2023年には戻れない。山も海も川も変わってしまった。街も変わった。そしていちばん辛いのは人が変わってしまった。元の能登には戻れない。


一日も早い復興、それができたらどんなにいいだろう。でもまだ解体をしている。新築できる人はごくわずか。


県内の人なら、新聞の出生おめでた欄を見てほしい。七尾以北で生まれる子どもは1人もいない日がどれだけあることか。


「あなたは愛されている」という単純メッセージが伝わらない。


一年半、当たり前すぎる慰めの言葉を聞いた。それはヨブの友人のようだ、と聖書の知識のある人に告げた。


能登を忘れないでほしい。そして同じ県内にいる人なら多くの情報も目にするのだから、本気で興味を持って向き合ってほしい。



思いは通じるだろうか、いや通じなくてもいいと思いながら話した。


会が終わった後、多くの信徒が握手しにきてくれた。それぞれ自分の能登の知人から聞いていることを話してくれた。きっと何かが伝わったとホッとする。