こんにちは!月曜日のモンブラン、パーソナリティの大津幸恵です。

 

今回は庄内で花巡りを楽しんできました。

まずは、酒田市の本間美術館へ。

本間氏別邸庭園「鶴舞園」の白ツツジ、以前から見てみたかったんです。

池泉回遊式庭園に約150株の白ツツジが植えられています。

例年より1週間ほど早く見頃を迎えたということで、16日(木)の時点で満開でした。

周囲の緑に純白のツツジがよく映えます。

そして、奥に見える「清遠閣」からはお庭全体を望むことができます。

 

「清遠閣」は庄内藩主・酒井氏が領内巡視をする際の休憩所として建てられ、

明治以降は皇族や政府高官、文人墨客をもてなす酒田の迎賓館の役割を担ってきました。

大正14年には東宮殿下(昭和天皇)が宿泊されたそうです。

1階の広間に置かれたイスに座ると、庭園がまるで絵画のよう。

ムラサキツツジやカキツバタも鮮やかな花を咲かせていました。

白ツツジの見頃はあと少しですが、その後はサツキが咲き始めるそうですよ。

 

京風の木造建築「清遠閣」も素晴らしい建物で、見どころが沢山あります。

中でも、2階の壁に私は感動しました。

壁面に金粉が吹き付けられていて、少し離れた場所から見ると…。

雲の模様が見えませんか?

外光や目線の位置によって、雲が浮かび上がって見える仕掛けになっているんですって。

確かに、壁の近くで見ると、雲が描かれていることには気付きません。

「浮雲」と呼ばれる、この壁にも注目してみてください♬

本間美術館、開館時間は午前9時~午後5時。

入館料は大人1,100円、高校・大学生500円、小中学生無料。

 

美術館を後にし、街中でこんな光景に遭遇しました。

日枝神社を出発する行列。

19日から21日まで開催される「酒田まつり」を前に、「鉾立神事」に向かう様子です。

神宿(とや)に鉾を立てて、神様を迎え入れる神事だそうです。

まつりの雰囲気をほんの少しだけ感じることができて、ラッキーでした☆

 

さて、続いては鶴岡市藤島地区へ。

この時期の藤島と言えば、フジの花。

藤島歴史公園「Hisu花(ヒスカ)」には5品種、約25本のフジがあります。

こちらは「野田口紅藤」。

フジの回廊のようになっていて、花を愛でながらお散歩が楽しめます。

 

こちらは「野田長藤」。

「九尺藤」とも言い、花の房が長いものでは2mほどになるそうです。

紫の雨が静かに降ってくるようで幻想的。

他にも、藤島体育館はじめ、地区内の至る所にフジが植えられています。

夜藤のライトアップも20日(月)まで行われています。

季節の花に出会う庄内ドライブ、満喫してきました (^-^)