こんにちは!月曜日のモンブラン、パーソナリティの大津幸恵です。
今回は「寒河江市郷土館」に行ってきました。
かつては市の中心部にあった旧西村山郡役所と旧西村山郡会議事堂、
現在は長岡山に移築され、郷土館として公開されています。
こちらは、1878年(明治11年)に建てられた郡役所。
全国に現存する郡役所建築の中で、3番目に古いものだそうです。
明治時代前期の、西洋に追い付こうとしていた時代を感じることができる「擬洋風建築」。
入り口の装飾柱やバルコニーは洋風ですが、寄棟造りの屋根や和紙を使った内壁など、
日本の伝統工法も随所に見られます。
工期はわずか4ヶ月だったと言いますから、地元の大工さん達の心意気が感じられますね!
この郡役所の中には、郡制時代の西村山の政治や経済・文化をテーマに、
郡長の礼服、生活器具、農機具などが展示されています。
そして、こちらは1886年(明治19年)建設の郡会議事堂。
こちらも擬洋風建築で、郡役所と共に県指定有形文化財となっています。
郡役所、郡会議事堂がこうして併せて現存するのは全国的にも珍しいそうですよ。
この議事堂内には、市内をはじめ西村山郡で出土した縄文土器や石器などの考古資料が展示されています。
通常は土日・祝日の開館ですが、年に数回ある特別開館時には毎日開館します。
開館時間は午前10時~午後4時。
入館料は大人100円、小中学生50円。
郷土館周辺は「さくらの丘」と名付けられていて、約700本の桜の木があります。
私が行った4月30日(火)、遅咲きの八重桜が見頃を迎えていました。
眺めも良く、ベンチやあずまやもあるので、お弁当開きにもおすすめです♬
そして、長岡山の「寒河江公園つつじ園」にも立ち寄ってみました。
今年は開花が早いようで、すでに六分咲きくらい。
約3.2へクタールの園内に11種類、約4万3,000株のツツジが植えられています。
色とりどりで、とってもキレイ (^-^)
5月26日(日)まで、午後6時30分~9時ライトアップも行われています。
園内にはフジ棚もあり、こちらも美しく咲いていました。
甘い香りに引き寄せられ、ハチが飛び交っているので、気を付けて観賞してください。
5月12日(日)には「ひなたぼっこマルシェ」も開催されます。
山形盆地や月山、蔵王、朝日連峰も一望できる気持ちのいいスポットなので、
ぜひお出かけになってみてください!