経済の見通しが悪いと自殺者が増える
あなたは世の中の物価高を感じているでしょうか?
感じていないということは、さすがにないでしょう。
それぐらい、2年前より1年前、1年前より今年、と値上げの波は私達を襲ってきます。
また、円安ドル高の影響は深刻で、エネルギー価格の上昇は家計をかなり圧迫します。
不景気は私達、消費者の気持ちを暗くさせます。
最悪の場合、自殺者が増えるということもあります。
統計的に見ても、不景気の年は自殺者が増える傾向が見て取れます。
それだけでなく、将来の経済の不透明さも自殺リスクを増やしているとのデータもあるようです。
日本のデータを分析した結果、
「50代・自営業者・無職」
というキーワードが特に強く関連性があるということでした。
つまり、50代で自営業者、50代で無職、だと自殺の可能性が高くなるということです。
この世代は子供もそれなりに大きくなり、養育費がかなりかさむ世代です。
まして、無職であれば、自分の老後の心配もそろそろ出てくることでしょう。
納得感があります。
ただし、上記に関して、男性は強い関連性はあるものの、女性には見られなかったようです。
先行き不透明なこの物価高は、日本に限らず世界で起こっている事実です。
経済の成長に伴わない株高や行き過ぎた経済指標は、どこかでそのひずみを元に戻そうとします。
長期間継続していれば、そのショックは大きく長引くと予想されます。
もしかしたら、その時は、迫っているのかも知れません。