ヤブは蚊や医師だけではない
まだ6月ですが、暑さは例年の7月の夏の暑さと変わりありません。
日によっては湿気もかなりあり、エアコンがないと寝苦しくなってきました。
蚊には刺されるは、暑いは、と二重苦の様相です。
ヤブは蚊だけではなく、医者にも使われる言葉です。
それでも日本の医師は、それなりに研鑽を積んでいて真面目な人も多く、
外国諸国よりヤブ医者は少ないと言われています。
とは言うものの、知識や臨床経験の乏しい私達薬剤師から見ても、
どう見ても怪しい診察や診断結果が下される処方せんに出くわすことがあります。
やる気がないのかお金儲けに走っているのか、勉強不足やスキル不足かどうなのか、
本当のところはわかりません。
過激なことを言えば、こういうヤブ医者にも少なからず患者さんがいるところを見ると、
日本は平和であると言えるのかも知れません。
ただ、この言葉は私達薬剤師にも降り掛かってきます。
「あそこの薬局は対応がひどい!」
「あの薬剤師はよく間違える!」
「患者対応がなってない!」
などという事も囁かれているのかも知れません。
いわゆる「ヤブ薬剤師」ですね。
「ヤブ薬剤師」という言葉は浸透してないですし、これからも使われることはないかもしれませんが、
薬剤師の占める医療の貢献度や役割は、年々期待されて高まってきています。
それに応えるべく、しっかりと仕事に邁進すべきでしょう。
選ばれる薬局・薬剤師として活躍できるように、
日々研鑽していきたいものとふと思った夏前の暑い日でした。