夜ふかしの習慣があるかどうかを判定する | 薬剤師が伝授する知らなきゃ損する健康知識

夜ふかしの習慣があるかどうかを判定する

「春眠暁を覚えず」とは言うものの、

 

仕事が終わって夜になると、俄然目が冴えるということ人は案外多いはずです。

 

ただ単に仕事が嫌で退屈で眠くなり、

 

興味があるマイブームにハマっている最中は眠たくないというのは、

 

誰しもあることもかもしれませんが・・・。

 

 

スマホの日常的な普及とそのソフトの多様性により、

 

身近に暇つぶしや夢中になるものが増えてきました。

 

その結果、寝ても覚めてもスマホに依存して、

 

就寝時刻が遅くなり、睡眠時間が短くなるという傾向が出てきています。

 

 

この夜ふかしの習慣を定量的に評価しようとするものがあります。

 

「BPS(Bedtime Procrastination Scale)」というものです。

 

先月、日本版が公開されています。

 

 

 

1. 自分が意図していたより寝る時間が遅くなる

 

2. 夜、明かりを消さなければならない時間になったらすぐに消す

 

3. 寝る時間になっても、他のことをしていることが多い

 

4. 本当は寝ようと思っている時でも、すぐに他の事に気をとられてしまう

 

5. 決まった時間に寝ない

 

6. 決まった就寝時間があり、それを守っている

 

7. 決まった時間に寝たいと思うができない

 

8. 寝る時間になったら、それまで行っていた活動を容易に止められる

 

 

これらをそれぞれの項目5段階(ほとんどない~ほとんどいつも)で

 

総合点数や平均点数を評価するものです。

 

どのくらいの点数でリスクが上がるのかは、具体的にはわかりませんが、

 

この8項目を良い方向に修正していけば、睡眠改善がみられそうです。

 

 

これらの質問項目で悪いと、

 

睡眠不足傾向・就寝時刻の遅さ・終業時刻の遅さ、

 

などの項目が関連付けされるとのことでした。

 

 

質問項目は当たり前のように思えますが、

 

睡眠不足は精神疾患とも深い関係があるので、侮れません。

 

ぜひ、普段から意識しておきたいものです。