マスクによる過呼吸が増えている
新型コロナウイルスでのパンデミックではマスクが品切れ、
その後は夏でもマスクが手放せなくなりました。
その後、感染症の分類の2類から5類に移行になったことにより、
人々の関心は薄れ、マスクもしない人も見かけるようになりましたが、
春頃からのインフルエンザの流行が止まらずに未だに続いています。
現在は冬なので、マスクの装着はした方がいいとは言え、
結局マスクから逃れられない形になっています。
私はマスクをしていると呼吸が苦しいような気がして、
装着は好きではないのですが、あなたはどう感じているでしょうか?
化粧しなくて済む、マスク美人に見られる、など、いいことも結構あるようです。
ただ、マスクの装着率が多くなることによって、
過呼吸が増えてきているという事実があります。
鼻と口を覆うので、どうしても息苦しくなってしまい、呼吸が荒くなりがちです。
その呼吸も浅くなるので、体にはあまりよくはありません。
浅い呼吸は、息切れや疲労、頭痛などを引き起こす原因となります。
呼吸筋も弱まるのでいいことはありません。
ですので、是正していきましょう。
そのやり方は簡単です。
腹式呼吸をするだけです。
鼻から吸って口から吐く、その時になるべくゆっくりと吐き出すことを意識します。
呼吸は数よりも吐くことを重要視します。
また、肩甲骨を動かすと、呼吸筋も柔らかくなりやすくなります。
ですので、肩周りのストレッチを行うのも有効です。
肩こり予防にもなりますので、一石二鳥ですね。
冬の寒さで体が縮こまってしまいがちになるので、
しっかりと腹式呼吸とストレッチを行いたいものです。