雷蔵八百夜 445夜 6月13日

 

今日は私は一席で「甲府い」

風子が「湯屋番」でトリを務めます。
風子は来春、真打になりますので、しばらくは風子も二席おしゃべりします。

梅雨の鬱陶しい中をご来場、有難うございます。

補聴器の小噺を作りました。

高座にてお楽しみ下さい。


諸見湯山(其の24) 「宝篋山」

5月4日、朝からいい天気です。

斎藤さんの車に乗って7時に春日部を出発して、9時に筑波山に着きましたが、駐車場はどこもいっぱいです。

仕方なくとなりの宝篋山へ向かいましたが、ここもいっぱいで第3駐車場がかろうじて空いていました。

 

篋とかいて「きょう」と読みます。

竹製の長方形の箱だそうです。

何とも縁起のいい名前の山です。

 

 宝篋山の山頂 後ろは筑波山です

 

以前にも2人で登ったことがあって今回二度目なら登山です。
距離は長くも短くも出来まして、良く良く整備されたいい山です。
たっぷりといい汗をかきました。


「姉戸川温泉と玉勝温泉」

5月の連休が終わった11.12.13日と青森の玉勝温泉へ3泊です。

昨年の秋、東北町の荒木さんが開いてくださった落語会の日に玉勝温泉に宿泊して、帰りの電車から見つけた姉戸川温泉にまず行きました。

 

八戸から青い森鉄道に乗って「小川原」で下車。

これは「こがわら」と読みます。

 

駅前に建つ温泉です。

ここはぬるめのお湯で打たせ湯もあります。

客は私1人で、のんびりと次の電車までお湯に入っていました。

ぬるっとしたいい湯です。

 

 姉戸川温泉

 


また電車に乗って一駅、上北町(かみきたちょう)で下車してすぐ近くの玉勝温泉へ。


別館として素泊まりのみの宿がありまして、一泊2500円はお得です。

近くに飲食店もコンビニもあり食べ物かな不自由はありません。

 

11日は農家の荒木さんが仕事を終わってから来て下さいました。

昨年の落語会の会場の「とまり木」さんで飲みました。

 

「トゲクリガニ」は真に美味でした。

これは陸奥湾でのみとれるカニで今が旬との事ですが、ちょうど毛ガニのような味で、いや、もっと旨いです。

 

また荒木さんがとってきたウドの天ぷらと酢の物と、酒は青森の酒で「亀吉」と正に山海の珍味。大変なご馳走でした。


 トゲクリガニと山うどのご馳走でした

 

 

翌日は小川原湖へ行きました。

こちらは「おがわら」と読みます。

 

小川原駅と小川原湖、ややこしいです。なんとかならないものでしょうか。

 

 小川原湖でシジミを取っていました

 

13日はお昼から荒木さんが八甲田山ドライブウェイを案内して下さいました。

下は新緑が眩しく、上にいくにつれ芽吹き時、もっと上はまだ冬景色です。

 

三日間、荒木さんにはすっかりお世話になりました。

人間の幸せとは他人の犠牲の上に成り立っているという事が良く分かりました。

 

 ドライブの途中 後ろは雪の八甲田大岳 

 ここでフキノトウをとりました

 

 

翌14日は仙台の花座で2回の独演会です。

全部で3時間の口演、いい仕事ができました。

 

連休明けのさわやかな季節、青森で羽を伸ばして遊んで、仙台でみっちりとおしゃべりをして、ご機嫌な旅でした。

 

やっと日常が戻ってきたようです。

花座には8月下旬に風子との共演があります。