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先日賃貸マンションの経営者の方と
電気料金の見直しの打ち合わせを
した時にこんな声を聞きました
最近電気料金を下げる内容が
複雑すぎて何からやっていいか
分からない
確かに大枠で電気代といっても
共用部で使う電灯の契約と
エレベーターや立体駐車場
電力の2種類があるし
電気料金の下げ方は3つあって
以下の通り
基本料金を減らす
使用量を減らす
契約の単価を変更する
3つの削減をやらないと
効果が薄い
おそらくマンション経営者
の方で↑の3つの削減方法
を知ってる方はほとんどいない
どの部分から手を付けていけば
いいか具体的に方法を書いていくね
◆基本料金の見直し◆
マンションには共用部で使う
主な設備は
エレベーター
水道のポンプ
立体駐車場
どれも24時間フル稼働で動く
わけじゃなくて使用する時だけ
しか動いてないから
契約電力に対して月の稼働率
はかなり低い
ということは契約電力が
使用状況に対して大きいから
基本料金を余分に払っている
この場合は主開閉器契約に
切り替えることで基本料金の
削減が可能になる
基本料金の削減額が50%を
超えるところも珍しくないので
真っ先に取り入れたいね
◆使用量を減らす◆
共用部に蛍光灯や白熱球を
使っていたとしたらLEDに
切り替えることで電気の使用量
を減らすことが出来る
白熱球を使っているところは
随分減ってきたけど
白熱球→LEDに切替で電気の
消費量が1/6ほどになる
蛍光灯→LEDの切替でも
50%以上消費量が減るので
電灯契約の電気設備が電灯のみ
で考えたら月の電灯料金が半額
以下になるのでこちらもオススメ
◆電気料金の単価を見直す◆
電気の使用料金や基本料金には
単価が決められていて電力会社
を乗り換えることで
使用料金や基本料金の単価を
引き下げることが可能になる
電力会社を乗り換えることで
平均して10%程度は全体の
支払金額を削減できる
削減額は基本料金や使用料金
の見直しに比べて大きくないけど
基本料金を見直すためには
主開閉器契約の為の
ブレーカーの設置工事が必要だし
使用量を減らすためのLEDも
LEDと入れ替え工事の費用が
必要になる
その分大きな削減が見込める
のが特徴
見直しに費用が掛かる
基本料金と使用量の見直し
に対して
電力会社を乗り換えるのに
費用が掛からないのが特徴
で一番手軽に取り掛かりやすい
最後のまとめとしてマンション共用部
における電気料金の見直しの流れは
①電力会社の見直しを検討する
②主開閉器契約に切り替えて
毎月の基本料金を下げる
③LEDの入れ替えをして
電気の使用量を下げる
この順序で進めていくと
毎月の支払いを減らしながら
設備工事代も捻出していける
のでオススメです!
①~③まで全て導入すると
全体の電気料金の支払いが
50%以上減らせますよ♪
今日はこのへんでおしまい(*^ー^)ノ
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