フカフカベッドに顔を沈める。
何だかんだ言って、今日は疲れた。
アメリカを朝の五時に出発し、日本・新都市行きの電車に乗ったのだ。
正直、今は眠くてしかたない。
そんな事を考えている時だった。
コートのポケットに入れた携帯の着信が鳴る。
ヌクヌクとベッドからホフク前進しながらコートのポケットから携帯を出す。
着信画面には大佐という文字が表示されていた。
私は嫌々通話ボタンを押す。
『新しい家での生活はどうだね?』
出た瞬間にそんな言葉が聞こえてきた。
「テメー……」
その声を聞いて私は体を起こす。
「あぁ、最高だね。メチャクチャ気に入っちゃったよ」
嫌味たらしくそう言ってやる。
『それは何よりだ。感謝して欲しいものだな、わざわざ同い年の者達と交流出来るような場所にしてやったのだから』
「よくそんな事を言えたもんだな、この詐欺師。私にとって此処は牢獄も同然だ」
/続く