ツラとテンコ | テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーにのめり込んで22年、カジノディーラー歴12年、3度のメシよりテキサスポーカーが好きな、マレーシアでリタイアメント生活を送りながらテキサスポーカーを楽しむ、テキサスポーカー・ライトのブログ

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海外でも日本裏カジノにおいても「バカラ遊び」をやっていて誰にでも好きな目があると思うはが、一番簡単に儲けさせてくれる目は、ツラとテンコではないだろうか。



ツラとは「プレイヤー・バンカー」のどちらでも良いのだが、連続で同じ方が10回前後出てくることを言う。これはワザとつくったわけではなく、自然に起こりうる事で1日に数回はどの店でも出てくる目だ。



同じ方へずっと賭けているだけで、何連勝もできハズレるまで賭けることができれば、手持ちのチップは増えてくることになり、大きく勝ち上がることができる。



逆にこのツラに乗れずに、「もう、ツラは切れるだろう」と反対側へ賭け続けてしまうと痛い目にあわされてしまう。



長く「バカラ」をやっている人は、プレイヤー・バンカーのどちらかが好きになり、両方へ均等的には賭けることができなり、賭け金も好きな方へはたくさん賭けれるが、反対側には賭け金が小さくなってしまう事もでてくる。



日本裏カジノにおいてではプレイヤーのツラには乗れないが、バンカーのツラがくると皆が大きく賭けてくるので、バランス金額分を毎回持っていかれて、そのテーブルは赤字になってくるのだ。



これは「バカラ」の面白いところで、ツラが出ているのにツラに逆らう人の方が多い事もよくあり、お店にとっては「もっと伸びろー!」と言いたい時もあるのだ。



「バカラ」をやっている人にはこのツラが1本出ることで、大きく命運を分けることにもなってくるのだ。



テンコは「プレイヤー・バンカー」が綺麗に順番通りに、交互にでてくることをいう。



テンコはプレイヤーが出たから次はバンカーなんだと簡単に賭けれる人が多い。多くの人はツラよりもテンコの方が張りやすため、バランスの大きなテーブルで10番ほど続くとお店側はあっという間に500万とかやられてしまうことがある。



ディーラーとしては丁寧にシャッフルをしようが、いい加減にしようが、同じ出方をすることはないため、ツラやテンコが出てしまっても仕方のない事なのだ。



お店の上の人から文句を言われることもあるが、「じゃあ、一体どうすれば良いのだ!」と言いたくなってくる。



仮にシャッフルをして自分の思った通りに出せる目がああったとする。



これにはツラやテンコはなく難しくできているとする。



このシャッフルしたものをお客さん相手に使った場合、ディーラーは次に出る目を知っていることになる。



果たしてこの場合はどうなるのだろうか?



イカサマともいえるが、ディーラーの技術の1つなのだと解釈もできる。



この辺りはお客さん側とお店側では見解が違うのだが、このブログのテーマである「イカサマはある?」で明らかにしてみたいと思う。。。