料理人が、私に聞いてきます。

「アイツが“ビッジャ”って言っているけど、意味わかるかぁ~?(笑)」


ビッジャ… ?


私が分からない顔をすると、

「ほらなぁ~、
世界じゃその言葉は通じないよ~」

と、私に聞いてきた料理人が、もう1人の料理人をからかっています。

彼らの話しを聞いていると、
からかわれている料理人は、

“VISA-ビザ”の発音が“ビッジャ”になってしまうようなんです。

インドの田舎から出てきた者は、
どうやら“ザ”の発音が出来ないみたいです。

カレー屋の料理人達は、皆同じ北インド出身です。

言い換えれば、皆同じ“田舎”です(笑)

しかし、からかわれていた料理人は、
自分の町を離れるのも、海外も初めて。

他の料理人達は、日本に来る前は、
インドの大都市で働いたこともあれば、イギリス、ドバイ、シンガポール、ユーゴスラビアなどの海外経験も豊富。

田舎を長く離れていた者は、その間に発音をマスターし、都会的に洗練されていったようです。

きっとからかっている方の料理人達も、田舎から出て来たばかりの頃は、同じように他のインド人達から、からかわれたんでしょうか?

“ザ”の発音ができるようになる頃には、
世界を広く見られるようになったと言うことですかね~!

インド人達は、結構発音を気にしますが、
私は素朴な発音のままでも、いいと思いますよ(*^_^*)