自分の成人式の日を思い出す…。

大学の課題に追われ、
徹夜で始まって徹夜で終わったその日は、
もちろん振袖を着て成人式に出席できる余裕もなく、
親が成人式会場に記念品だけを受け取りに行ってくれました。

どんな記念品だったかは細かくは覚えていませんが、
その記念品の一つに“アルバム”がありました。

課題を黙々と仕上げながら、
自分なりのハタチを考えていると、
大人って何だろ…?
責任って何だろ…?

親心で持ち帰られた記念品の“アルバム”を横目に、
まだ自立出来ていないハタチの自分を見直しながら、ケネディ大統領の有名な言葉を思い出していました。

「何かしてもらおうと思う前に、自分が何ができるかを考えよ」

ハタチの自分にできることはただ一つ、
『感謝』
することだけ。

そう気づいてから、後日遅ればせながら、その“アルバム”を使って、ハタチの私から親への感謝の思いを中に詰めて贈ることにしました。

そんな成人の日の思い出…。

今、十分に大人になったはずの私は、
ハタチの頃から少しは成長できたかなぁ…?と考えると、
いや~未だに多くの人に甘え支えられ、感謝することしかできない、あの頃と変わらぬ小さな自分がいます。


カレー屋の料理人達のハタチの頃の話しを聞くと、
扶養家族が多いこともあり、
一家を支えるためにすでにがむしゃらに働いている人がほとんどです。

生きるために働く、
生きていくための責任を果たしている。そんなハタチを過ごした彼らは、今も変わらずの多くの責任を背負ってカレー屋で働いています。

この違いは何だろ?

料理人達はどちらも違いは無いと言ってくれます。

その時出来ることを精一杯して生きているんだから同じ、と。

多くの素敵な人々と出会えたことに本当に感謝。

それが、ハタチの頃から変わらない私の精一杯のできること。