こんばんは
梅雨ですね〜
今日は、ストレッチについて、少し踏み込んでお話をしたいと思います。
激しい運動の前に、スタティックストレッチ(静的ストレッチ、一般的なストレッチ)はしない方が良い
ということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ひと昔前は、ウォーミングアップで、座ったり寝転んだりしてストレッチをするのは当たり前でしたが、
近年、その効果の有無、ネガティブな側面があることも注目されています。
正直私は、ラクロスの練習前は、ストレッチはほぼやらない派なんです
その方が動きの感覚がいいから
でも、その時のからだの状態に合わせて多少の選択はしているので、
みなさんにもご自分のからだに合わせて選んでもらえたらなと思います
まず、運動前にやらない方が良いとされる理由から
実際に、運動前にストレッチをすると、筋肉の出せる力が低下するというデータが出ているそうです。
筋肉には、力を発揮しやすい長さ、張力があると言われているのですが、
ストレッチをして長さや張力に変化が出ることで、おそらく適正範囲から逸脱してしまうのではないかと思います。
また、筋肉というのは、ゴムのようにびょ〜んと伸ばされた後に縮む性質を使って、バネのように動くのですが、
ストレッチで伸ばすことにより、バネのような弾力が出づらくなっているのではないかと思います。
さらに、間違えた伸ばし方で無理に伸ばしすぎると、その後筋肉が縮んでしまう性質があり、
それも力発揮に悪影響を与えているのではないかと思います。
が、しかし、
筋肉が硬くなっていたり、疲労したりしていて、
関節の可動域(動きの範囲)が狭くなっている場合は、運動前であってもストレッチをした方が良いと思います
また、久しぶりの運動の方や、明らかにからだが硬い方、
競技ではなく楽しむ感じで運動する場合などは、心理的な面も含めて、
ストレッチをした方が安全なのではないかと思います
ということで、運動前のストレッチについては一概に良いとは言えないのですが、
逆に、是非ともストレッチしていただきたいタイミングが運動後です
このタイミングを逃さずストレッチができると、疲労を解消しやすく、
筋肉も硬くなりづらいので、
良いコンディションを保つためにすごく効果的です
梅雨時は、湿度も高く、疲労を感じやすい方も多いと思いますので、
運動後のストレッチを取り入れながら、
運動前は、からだの感覚と相談しながら、うまくストレッチを取り入れてもらえたらなと思います
では〜