自己肯定感を育むには、子どもをほめることが大事だと聞いて、赤ちゃんに、毎日、ほめ言葉を言うように努力しているけれど、いったい、どうほめたらいいかわからない、というお母さんがいました。私の知り合いのお父さんは、まだお乳を飲んでいる孫に、「いい飲みっぷりだ~!」とか、「立派なおならだ~!」「いいうんちだ~!」と、その成長を心から喜んでほめているそうですが(笑)、ふつうの人にはなかなかできないと思います。
では、どうすれば、自己肯定感は育まれていくのか?いよいよこのブログの本題に入りたいと思います。
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子どもの望みに応える
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自己肯定感・基本的信頼感は、乳幼児期にもっとも豊かに育まれます。そしてその感覚は、お母さん、もしくはお母さん代わりの人に十分に愛され、徹底的にその人を信じるところから生まれます。子どもがお母さんを信じられることを、心理学の用語では、愛着(アタッチメント)を形成するといいます。
この母親への信頼感・愛着は、お母さんが子どもの望みをかなえてあげることで育まれていきます。
では、子どもの望みに、どれくらい応えてあげればよいか?理想をいえば、すべての望みに応えてあげるのがいちばんです。
アメリカの児童精神科医ブルース・ペリーは、「赤ちゃんのときに、泣いてうったえることに何千回も応えてもらうことによって、心の中に、将来、人間関係に喜びを感じることのできる健全な能力が育ってくる」といっています。
何千回も子どもの望みに応えること。それが基本的信頼感・自己肯定感、そして人間関係の基盤になるのです。ですから、赤ちゃんの求めに応じてする、毎日のお世話そのものが、子どもの自己肯定感を育む大切な一歩一歩なのです。
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【参考文献】
・「あなたは人生に感謝ができますか?
エリクソンの心理学に教えられた『幸せな生き方の道すじ』」
佐々木正美著(2012年、講談社)
