人生は一度きり | レイニーの部屋

レイニーの部屋

発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

先週末から、いろんな行事が飛び交ってて、
今現在、無職だというのに、大忙しの数日間でした。なんでやろう。。。



そんなバタバタしてる中、九州の母親と義父が東京へやってきたので、約2日間、東京ガイドを務めました。


東京ガイドといっても、のんきに楽しむんではなくて、今回は理由あっての上京だった。


義父が、大きな病気を患ってて、余命3ヶ月程と診断されたので、義父の夢であった東京見物を、急遽強行したのでした。


もちろん、義父は自分の病気については知っているけれど、余命まで知らないから、
「なんで、このタイミングで東京!?」って思ってたみたいだったけど、とても楽しんでくれたみたいで、よかったです。


僕の知ってる数年前の義父は、大柄な体型で、元気いっぱいでしたが、久々に見た義父の姿は薬の投与で、毛髪も薄くなり、かなりの痩せ様に、ビックリしました。

それと同時に、母もシワが増え、体力も衰え、歳をとったのを実感しました。



2人とも、昔のようにテキパキとは歩けなくなってたので、かなりのスローペースで横浜見物、上野・浅草見物をしました。


途中何度も何度も休憩を挟みながら、大変でしたが、僕自身も、普段なかなか行ったりしないコースを一緒に散策して、とても気分転換になりました。



義父は、母とは籍を入れておらず、現状まったく他人なんだけれど、
母が困った時、うちの家計がヤバい貧乏時代に、とっても助けになって母を支えてくれた人。

だから、僕は「おいちゃん!」って呼んでいるけど、ある意味、父の様に思ってます。
久々に会っての会話はぎこちなくて、僕も敬語ばっかり使っていたんだけど、


返ってそれが、他人行儀みたいで、自分自身居心地悪かったから、途中からタメ語になって、親子の様に会話した。その方が、断然楽だったし、自然だった。



「もう、二度と、3人で東京を歩くなんてこと、ないんだろうな。。。」
って思うと、ちょっと切なかったけど、


いつもダルい体の義父が、元気にしているのを見ていると、病気が回復しそうに思えて仕方なかった。
でも、ちょっと無理をして歩き過ぎると、やっぱりヘタバってしまうのを見ると、病気が現実のものだと再認識した。



でも、この世の医学で、だいたいの未来は想像ついても
ミラクルって信じてるんだよね。


病気には勝てなくても、生きようとする意識で寿命は延ばす事はできるんじゃないのかな?
なんて考える僕は安易で無知で未熟者でしょうか?



でも、やはり両親を見て思ったことは、人間の人生は1度限りということ。
どんなに泣いても、笑っても、最後に死は訪れるのです。


今回も、親にはカミングアウトは、しなかったけれど、
自分らしい生き方を全うして、僕の人生は完結するのだと、改めて思いました。


だから、これからも、貪欲に、勢いある限り、
いろんなものを求めて、


年齢に左右されず、セクシャルに左右されず、前進あるのみです。









$レイニーの「もっと自分を愛しましょう!!」

お父さん、お母さん、見ていてね☆