必要とされる人間 | レイニーの部屋

レイニーの部屋

発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

もう、かれこれ7年ほど会ってない九州の後輩♂から着信履歴があった。

いつも、折り返し電話すると

「元気してるんですか?」
とか

「ちょっと声聞きたくなって」

と、割と大した用のない電話が多いのだけれど、とりあえず、かけ直してみると、この日の電話は違った。


悩み事の相談だったのだ。


彼は二児のパパであり、もうかれこれ10年も勤める会社で働いてる。


家庭と会社で、うまくいっておらず、かなり沈んでいた。


遠い九州の地から、もう何年も会ってない後輩。

最後に会った7年前には、自分のセクシャルをカミングアウトまでして衝撃を与えてしまったにも関わらず、今でも忘れた頃にふと連絡くれるのは、とても嬉しい。


人の人生左右させるほど、自分も人のことアドバイスできる人間じゃないけれど、僕は思い切って離婚と転職を薦めた。


人から必要とされる人間になるのは難しいことだけど、必要とされない場所にいつまでも居続ける事の方が残酷だと思ったからだ。


どんなアドバイスを受けても、選択するのは彼次第だが、幸せになってほしい。