・植え付けは3/27に行い、覆土は5cm程度であった。植え付け個数は三角形になるよう、3個。また白色土嚢袋を用いた。
・萌芽は4/7で、以下の写真。
・5/27、ダイソー黒マルチを改良し、遮光を試みるが、後日、土嚢袋とカバーの間に萌芽・伸長したものもあった。
・6/30に収穫。
・ストロンが茎に変化し、さらにストロンを生じている。
・地元の植え付け適期は2月下旬〜3月中旬ころまで。
・古い論文だが、光があたるとストロンが茎に変化することが報告されている。とある権威のある質問版でも同様に遮光不足が指摘される。
・萌芽後20日前後でストロンの肥大がはじまるが、気温的な問題はなし。
・空気層の問題もあるのではと考えている。
・茎葉の過繁茂については、通常なら生育中・後期から塊茎に転流されるべき養分が、ストロンの茎葉化によって地上部の生育に使われたためだろう。
・1株のみ小芋を収穫したが、これは過繁茂による受光態勢の悪化によるものが大きいと考えられる。根拠は密植すると種芋重がやや軽くなる、茎数が多くなっても同様〜と論文にあるため。通っている大学の公式ツイッターも芽かきの必要性について、受光態勢の改善のためと言及。
・浅植えだとストロン長が長くなり、深植えだと短くなることが報告されている。
ポイント①通常の土嚢袋では、遮光対策が必要。
Q中央1個植えなら?
Q深植えすれば?
ポイント②ベランダでは芽かきすべきかも。
→2019は芽かきして検討
書き忘れていたので追記(2019/2/3)
・ネット上では芽かきにより1~3本の茎に養分を集中させるという記述をしばしば見かける。しかし、これはかなり大雑把な表現では。種イモからは複数の芽が萌芽するが、これらは独立して根やストロンを伸ばし、主茎間での養分のやり取りはないだろう。土壌中の養分を問題にするなら、多肥にすれば芽かきせずとも良好な収量が上がるはずだが、そういう実証は見られない。やはり受光態勢の文言を入れておくべき。